船きゅうりの授業
「いいですか、みなさん。船もきゅうりも
おなじことにできたら
この世をぞんぶんに楽しめるのです。」
「教授、それはきゅうりを
船と思って食べるといいですか?
船はきゅうりだと思って乗るといいですか‥?」
「きゅうりは、よく見ると足があるのです。
船の成分は、3分の2がきゅうりです。」
「適当なこと言わないでください」
「授業料かえせいんちきじじい。そんなわけあるか」
「景色が変わります。
まずきゅうりをよく見てください。
足の生えてるところを、
コピー機で増やしてきゅうりに貼ってください。私からの宿題は以上です。」
「色不異空‥」
💮