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忘れものノイローゼのつぶやき

今朝、久しぶりに、失くしもので半ばパニックになった。

やっと、家を出る段になって、ケータイがない。

5分前まであったのに。何で、こう、出がけになって。

この5分で移動した場所をくまなく探すけど、無い。

ぐるぐると3周か4周、15分ぐらい探したところで、針がふり切れる。

「どうして、わたしは、思ったように機能しないのだろう?」

――どうして、記憶してあるはずの人の名前が、こうもとっさに出ないんだろう?

どうして、ちょっと考えたらわかる位の作業量をあらかじめ見積もって、計画できないんだろう?

どうして、失くしものを探すのに毎日毎日、これ程の時間を費やさなくてはならないのだろう?

どうして、こうも、日常がままならない?

昨晩から続いている片頭痛も手伝って、心の針が振り切れた。叫んで、手元にあったモノを壁に投げつけた。


マニキュアが入っている正方形の箱と、一粒取り出して飲み干したロキソニンの箱の入ったムーミンのリトルミーのマグカップが、犠牲になった。

ひとしきり泣いたあと、娘が「お隠れになった」ケータイをあったよ、ともって来てくれた。


忘れものはわたしの脳の特性だから、もう仕方ない、てへぺろだっ!って思ってるはずだけど、

いろいろ続くと、このままならなさは追い打ちをかける。


忘れものノイローゼの彼女は、

それをも包含して、

それでも世界は素晴らしいってまた、笑えるだろうか?

翻訳しよう。

手を動かそう。

わたしなりの速さで、でも確実にものごとを進めるのだ。

世の中のスピードが何だ。


善き事は蝸牛の速さで動く

はず!



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すかーれっと/Scarlett
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