Never. Mind. Time.
「おいしくなーれ、おいしくなーれ、と心の中で唱えるの。時間は、気にしない。あんこをよく見て、あんこの声を聴いて。そうしたら、あんこは美味しくなる」
この間、たまたま、朝ドラを観ていたら、こんな一節が流れてきました。
しかも、主人公?の横にいた米国青年が、直後に同文を英訳した台詞も流れて、それも美しかった。
「時間は、気にしない」
「Never, mind, time」
二言語を通して染み込んできたその概念は、グイッと私の心をつかんだ。
*
そう、時間は、気にすることなかれ。
…なんだろうなぁ…!
人の決めた枠組みに、合わせて、合わせて、でも合わなくって、っていう、(むしろ喜劇的な)悲劇は、もう繰り返さなくっていいんじゃないかな。
…と、時間ばかり気にして、自分の本当にやりたいことを棚上げし、自分の目の前の大切な人を大切にできなかった半生をさんざん、送ってきた30代半ばのわたしは、春の木が芽吹くように、感じています。
大事なのは時間じゃない、
目の前の事象そのものであり、
自分の心と身体が通過している振動であり、
それらが常に発している声なき声
そういう不可視のものの価値を
取り戻すというか、
ニュートラルに改めて、目を向けてゆく
何を嘆くでもなく、
そういうところに手をかけ、手を重ねてゆく
そういう時なのかなぁ、
と思っています。
同じようなことを、お金としごとと時間、という視点で話しています。
よろしければ33分、お付き合いください💛
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