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#しゅぴふる 大作戦 3本勝負 その2 動員チャレンジ編!(2024.03.17)

以前、カラオケでの楽曲配信で動員チャレンジ的な企画があるにはあったが、ハードルを高めに設定したものはグループとして初めての試み。

三々五々集まった、何時もの人々、久しぶりの顔、初めましての皆さん。
レギュレーションの都合で受付に手間がかかるので会場まで暫しご歓談。

楽観はできないけれど悲観的ではない、希望はあるが絶望は無い感じで「どうなるでしょうねぇ。」
開場して中に入ってからも聞こえる整理番号順の呼び出しが気になるが、聞かないように別の事を考える。
開演前にスタッフの影アナ。
混雑が予想されるので譲り合ってご観覧ください的なお願い。
ほぼ定時に開演。

やるべきことは全てやり切って臨んだライブであり、客席の密度と発せられる熱気からも、或る程度の手応えは感じられたと見えて、オーバーチュアに乗って出て来たメンバーは表情も明るく。

星乃綾夏 ハーフアップ
横音ひな ベレーに巻きツインテール
矢野桜子 ストレートのツインテールに黒いリボンをあしらう
葵葉ほのか ツノ2本(※プリキュアらしい)
藤乃さや サラサラストレートに三つ編み一本

一曲目のイントロが流れて、驚愕のあまり変な声が出た。
久しぶりの Bitter Sweet Love、「やると良いなぁ」とは思っていたが、実際に音として耳に入ると一瞬いや数瞬、なんだか分からなくなる。
裏拍の、フレンチガールポップ風チャールストン歌謡。
曲としての質は良いのであるが、当世風ではない(客がガヤを入れにくい)ので対バンライブなどでは使いにくい。
何曲か組み合わせて売る「アルバム」、2曲組み合わせて売る「シングル」だと隠れた名曲として挟み込めるが、単品では売りにくい。
そんな曲を一曲目に持ってきたセットリストの温故知新。
「B面の夏」ならぬ「B面の春」からの始まりに心も踊る。

オケも新録に変わったカラフルチェリー、久しぶりのHappiness。
盛り上がる曲は盛り上がりつつ、聞かせる曲は聞く方に回って無理にガヤを入れないのも良い。

横音ひなの熱い前口上からの星と涙。
グループとしての「今」を、アイドルとしての心象を書ける佐藤遥が言語化した佳曲。

星乃綾夏の歌声が、何と言うか厚くなっていた。
声質と歌い方からくる「切実さ」が、より確かなものとして聴く者の耳まで届けられるようになっていた。

泣き虫おもちゃ箱としゅきです!で一気に盛り上がって動員結果発表。
「心臓がドキドキしすぎて痛い」と藤乃さや。
「止めてあげるよ」と横音ひな。
止めちゃいけない。

目標75に対して実質動員76で達成。
「星と涙」のカラオケ配信が決定。
「これで佐藤遥に歌詞印税が入る」という下世話な感想も聞かれたが、作文にならず、説明的になり過ぎず、飽く迄も「詞」として綴れる能力は評価されて良い。

これで終演の予定だったようだが、目標達成と言う事で、予定外のアンコールでもう一曲。
ステージ上で暫しコソコソと話し合って決まった「しゅきです!」で〆。

物販列はかつてない人波。
これでメンバーそれぞれの人となりにも触れて貰えると、より親しみが湧くのではないかと思う。

セットリスト

Overture
1. Bitter Sweet Love
2. カラフルチェリー
MC(自己紹介:今日の気合ポイント)
3. オニオングラタンスープ
4. 仰げば尊し
5. Happiness
6. 星と涙(横音ひなの前口上あり)
7. 泣き虫おもちゃ箱
8. しゅきです!
MC(動員結果発表)
en.1 しゅきです!

(2024.03.20 記)

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