♮リアスクライブ定期公演Vol.3 ワンマン直前SP &愛芽ばく卒業直前ラスト♮単独LIVE 「RED」(2023.08.06)
8月19日の2ndワンマンを以てグループを離れる愛芽ばくのメンバーカラーに因んだ単独LIVE 「RED」。
セットリスト
周年ワンマンは周年ワンマンとしての開催意図と目的があり、愛芽ばくだけに割ける時間は少ない。 こうして別途「遣り切らせる」「語り切らせる」機会を作る送り手の思いやり。
愛芽ばくがグループを離れる理由は、この先自分がやりたい事に熱量と時間を費やすと、グループに割くそれが足りなくなってしまう、他のメンバーとの釣り合いが取れなくなってしまう。
と言う感じの事。
話せることと話せないことがあり、可能な限り詳らかにはしようとする誠実さは感じられた。
メンバーの話す愛芽ばくの日常の断片も、「それは長期間持たないな」と思わせるに足る綱渡りなあれこれ。
どちらも駄目にしてしまう前に結論を出せたのは、良かったのではなかろうか。
「モノクロデッサン」
何故この曲を選んだのかなどの話の後で
「『どの色が欠けてもこの夢の続きは描けないから』なのになんで辞めるんだよ!」とツッコむ天乃さや。
それでも送り出す。 送り出すからこそのダル絡み。
グループの活動以外にやりたい事を見つけたメンバーの意志は尊重する。
結果としてグループを辞める事になっても、落としどころを最大限探る。
ステージの上で起っている事に限っては、「らしさ」溢れる良いライブだった。
その日のうちにこの辺りまで書いて、纏めるのが厭になって放置して2週間以上経ち、危惧したことは2ndワンマンでも顕在化してしまった。
リアスクライブは「40秒」と言われたら1分、「1分」と言われたら1分半、制限時間を決めなければいつまで喋りつづけるか分からないし、「喋るな」と言われたらそれに異議を申し立てる所から始まるのではないかと思えるくらい「語るグループ」なのだけれど、堪え性の無い客が増えた。
グループのコンセプトや特質、、その時メンバーそれぞれが何を感じ、何を考えているかには興味を示さない層が、声出し解禁で顕在化した。
興味がないなら寝ているなりスマホ弄っているなりしてくれればまだ良いのだけれど、黙っていられない。
ガヤを飛ばすならまだ良くて、其処此処で雑談が始まる。
この辺りの層、公衆衛生に関してのモラルも低いので、危なっかしいなぁ・・・と思っていたら、2ndワンマンで危惧は現実になってしまった。
(恐らく反省もしないであろう。)
エンタテインメントで恐ろしいのは「客に殺される」と言うのが往々にしてある事。
病禍収まらぬ現今に於いて、これは比喩ではなく、文字通りの事態に繋がりかねない。
良い方向に「転がして」欲しい。
(2023.08.26 記)
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