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第3回チェリッシュ撮影会写真展
ギャラリー・ルデコの3階と4階を使って、撮影会の周年展。
ステートメント
首都圏を中心にモデル撮影会を開催しているチェリッシュ撮影会の写真展。
今回で3回目の開催となります。
60名のカメラマンによるポートレート作品をご覧ください。
近年、こうしたショーケースとしての撮影会の周年展が増えたが
・どこで開催するか
・どのような写真を展示するか
・併催するイベント(特典会やお試し撮影)はあるか
この辺りで、その撮影会がどのような客層を想定しているのか、そこでどんな写真が撮れるのか推し量る事が出来る。
・写真を撮る/作品を作る/見せる事と
・写真を介して人と(モデル/カメラマン)と繋がる事
どちらを志向しているのか。
写真を撮る行為が個人的なものである人と、コミュニケーションの手段である人に分けるとすると、チェリッシュ撮影会は後者寄りであるように感じられた。
写真展としてのありようも後者に寄っていて、お試し撮影の受付になっていた3階は写真を見せる場所と言うより歓談の場所、お試し撮影の順番待ちの場所になっていた。
在廊している出展者の中にも、写真より「自分」を見て欲しい種類の人々がちらほら。
それを「良し」とする人の、それを「良し」とする人による、それを「良し」とする人の為の撮影会であり、写真展であった。
これも一つのやり方であり、否定はしない
(2024.11.03 記)