Shupines定期公演~しゅぴねすぱれーどハッピー編~
仕事やっつけて押上へ。
何が「ハッピー編」なのかと思ったら
「まるばつクイズでシェアハピ〜!」
と言う事であったようだ。
(よくわからない)
セットリスト
Happiness は、現体制になって初披露。
人前に出せると判断してから小出しにして来る、楽曲を大切にする姿勢は買える。
矢野桜子 ハーフアップ(?)
星乃綾夏 小鬢のあたりをピンで留めたストレート
葵葉ほのか 三つ編みを一本垂らしたボブ
横音ひな 中華団子二人前
藤乃さや 藤乃にしては高めの巻きポニーテール
星乃綾夏も横音ひなも「体育会系女子」であるが、やって来たスポーツの違いからか、体の動かし方、振り付けへの生かし方が少し異なる。
星乃綾夏はバスケットボールをやっていたからか、足腰に粘りがあって低重心。
滑るように滑らかなフォーメーション移動。
横音ひなはカヌーをやっていたこととの相関は分からないが、軽みのある、撥ねるような動き。
グループとして全体を揃えようとする中、そうする事で却って個性が滲み出て来る。
葵葉ほのかは考えなくても身体が自然に動くことで出来たこころのゆとりが表情の豊かさを生み出しているし、矢野桜子は全体のバランスを崩さない匙加減で情念を迸らせている。
まるばつクイズは、それぞれのメンバーに因んだ問題に、入場時に配られた「○」と「×」で裏表になった紙を掲げて答えて、正答者勝ち残り、全問正解者にはご褒美。
藤乃さやの出した一問目が、本人の意図しない形で引っ掛け問題になっており、ここで7割方脱落。
あれよあれよという間に減って行き、最後から二問目で正解者が一人になってしまう椿事に。
星乃綾夏が出した最終問題にその人が正解して大団円。
「どうするんだ、これ」と言うざわつきのの中で地味に盛り上がる謎の展開を引き出すところに、何とも言えない「藤乃さや らしさ」を感じた。
ボーナス支給日を読み損ねて破産状態にあり、特典会は失敬して帰宅。
善人の善意が積みあがってほのぼのと楽しい、今日も「おむすびころりん」の世界のような Shupines だった。
(2023.06.17 記)
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