東京海洋大学 第63回海王祭 アイドルイステージ(リアスクライブ)
晴れたので自転車転がして越中島、東京海洋大学の海王祭へ。
午前中のアイドルライブはSO.ON projectとリアスクライブ。
(※SO.ON projectは別項にて)
在校生だけでなく、OB/OGから近隣住民迄幅広い客層の目に触れるお祭りに、好きで見に行っているグループが出ると言うのも嬉しいものである。
リアスクライブは太陽を敵としてインドアでしか生きられぬ者から、太陽を友としてアウトドアでも生きられる者まで、幅広い品揃え。
多数派のお祭りには乗れない種類のまつろわぬ者どもが、お祭りに集まった「多数派」の、どんな層にどう引っ掛かるのか、ちょっと引いて見乍ら撮ってみた。
目でも耳でも惹き付けることの出来るグループなので、遠巻きに見ていた人々も、徐々に近づいて来る。
口をぽかんと開けて見入る女児と、後ろで見守る親御さん。
「アイドルは本来女児の為のものである」
友人の言を思い出す。
民族大移動のある曲は、訳知りは楽しい反面、他のアイドル目当てで来た人や、そもそもアイドルには興味が無く、ただそこに居た人を蹴散らして敵を増やしてしまう危うさもあったが、訳知り連中も広い野原なのを幸い、後ろの方でヤケクソに走り回っており、微笑ましくもバカバカしく、ひとさまに迷惑は掛けない良い循環になっていた。
聴かせる曲にも魅力のあるリアスクライブだが、お祭りと言う事に特化して楽しめる曲で押す構成。
良いセットリストだった。
特典会は1号館の大教室。 「初めての人は、無料で2人迄選んでチェキが撮れる(※但し、並び直して)」とあって、学生や親子連れ取り混ぜて「初めての人」が列をなしていた。
いつもの客が集ういつものライブだと、メンバー毎の客の付き方の濃淡のようなものが出てしまうが、学生や子供が意外なところに食いついていたのが興味深かった。
広く目に触れる場だと、こういう事もある。
いつもの客は初見の人を優先して、行列が落ち着いた頃合いに後ろに付いていた。
このあたりの振舞いも含め、良いコミュニティが維持されているのが確認できたのは収穫だった。
今後も機会を見付けて足を運びたい。
(2023.06.06 記)
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