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Symdolick 完全無料公演 〜 SYM FREE 〜/特別公演 〜 歌舞音曲 番外編 〜
例月の定期ライブの番外編。
ご新規様向けの無料公演と、同じ会場での特別公演。
エストニアでの映画祭から帰国した石川野乃花の凱旋公演でもある。
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勝手知ったるホームグラウンドであるワロップスタジオ。
掌で転がすように余すところなく使い切ってはいたが、 Symdolick の音楽を納めるには些か足らない。
スピーカーは鳴らし切っているけれど、表現し切るには至らない感じ。
グループとして、そこまで育ってしまったという事なのだろう。
楽器の数を減らす、音圧を下げるなど、オケを作り変えれは箱に合ったライブにはなると思うが、そこまでする意味も感じられない。
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何故、例月の定期ライブを、平日の夜に、その箱でやっていたのか。
そんな答え合わせの出来た、2本のライブだった。
ライブそのものには何ら不満はなく、何時如何なる時もきっちり楽しませてくれる、Symdolick らしいライブではあった。
ワロップスタジオの照明の暗さへの苦言めいた声を聞くことは多かったが、私はその暗さにも意味や価値はあると考えいた。
「だからこそ撮れる写真」はある。
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日本に比べて、イギリスのプロレス会場は総じて暗いのだけれど、クリス・ブルックスを追いかけてはるばる撮りに行った知己の彼の地での写真は、そこでしか撮れない味わいがあった。
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ワロップもその点では貴重だと思っていたのだけれど、照明が増設され、明るくなった・・・のはまだ良いとして、LED照明の弊害であるフリッカー現象が激しく起こるのには閉口。
対策としてシャッタースピードを遅くしているのだけれど、思わぬ余禄があった。
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Tri-Xをiso800で撮って、D-76の希釈現像を押し気味にして増感していた頃の色に近いものになったのである。
暫くはコレで撮ってみる事にする。
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(2023.11.30 記)