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成長したなぁ...と感じた瞬間。

「じゃ、ちょっと本屋行ってくるね」


お正月、家族で出かける。
でも、開いているのはSOGOさんだけ。

で、
駅に着くと、サッサと行ってしまうKTa。

今までだったら、
「じゃね、ママ。じゃ、トウチャン、行こうか!」だったのに。

初めてか?
自ら、行くのは?(笑)

ちょうど、午前中の初詣の道中で、
「もう、こうやって、親子で初詣に行くのも最後かもなぁ…」なぁんて話してたから、感慨もヒトシオ。

まぁ、自分も、自由な時間ができるので、いい、と思ってた、んだけど…


突然の電話で破られる自由な時間。


「ナニ? なんかあった?」

「いや...」

「ナニ? 元気ないじゃん」

「ハラ...減った…」

「・・・(井之頭 五郎か!)
 だったら、何か食べればいいじゃん…」

「いゃぁ...トウチャンと何か食べたいんだよ」

「なんでよ」

「何か、オイシイモノ、教えてくれるかなぁ...と思って」

「そんな事言ったって、SOGOしか開いてないんだから...」

「そうだけど...まぁ、いいや、ドコにいけばいい?」

「はぁ...
 じゃぁ、SOGOの入口まで行くよ」




「で、
 何が食べたいの?

「オイシイもの!」

「なんだ、そりゃ」

「ご飯が食べたい訳じゃないんでしょ。だったら・・・
 コロッケとか、肉まんとか、大判焼きでも食べたら?」

「他には?」

「他ぁ? う~ん...天むす、とか?(笑)」

「何それ!? おいしそうじゃん」

「おにぎりで、海老天をむすんだやつ」

「おぉ、いいじゃん、ソレ!」

「って、海老天だよ?
 お前、昨日の年越しそばの海老天、キライだって食べなかったじゃん」

「あれは、お腹いっぱいってのもあったの。好きじゃないケド、食べてみるの」

「なんだ、ソリャ...」


よく分からないけど、エビとかカニもあまり食べないKTa。
それが、なぜか、「海老天の天むすにする」との事。

「まぁ、とりあえず、何でも食べてみようかなぁって思って」

いい心がけだけど、ね。
はたして・・・


「う、うまいよ!天むす!もうイッコ行ける!」

(うまいんかぁ~ぃっ!!!(笑))

結局、その後、大判焼きも食べて、大満足のKTaなのでした。


「なんだか成長したなぁ...」と、ふと感じた1日。
(ハラ、減ってただけカモしれないけど(笑)

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2nE3
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