何かを信じる力 『なんとか力』
「ねぇねぇ、今日、ご飯、どうするの?」
「まぁ、ママも飲み会だしな。
どうすっか?
ナニ食べたいの?」
「餃子・・・とか?」
「まぁ、なんでもいいよ。もう、お前の靴選び待ちで腹ペコ」
KTaの靴は、なぜかつま先がすぐ破れる。
学校で木登りでもしてんのか?的な。
で、靴を買いに出てきたんだけど、
お気に入りは見つからず・・・
そして、
みなとみらいは、どこも混んでる。
「お、トンカツ屋、入れそう!」
「いいね。ボク、トンカツでもいいよ!」
「そっか、そっか。
じゃ、肉にすっか」
「えっ!肉って、焼肉!?」
「いや、トンカツでしょ。どっから出てきた?焼肉・・・」
「えぇ、焼肉じゃ、ダメなのぉ・・・」
「だって、混んでるでしょ」
「分かんないじゃん」
「分かるでしょ・・・」
「なんでもイイって言ったじゃん」
「・・・」
「はぃっ、決まりぃ!」
「俄然、やる気だな」
「そりゃそうでしょ」
「トンカツ、好きじゃなかったっけ?」
「好きだけど、やっぱり焼肉の方が上でしょ」
「混んでるよなあ、絶対。腹、減ってんだけど・・・」
「何言ってんの!
ソコはリスク取ろうよ!」
「???」
「だって、美味しい焼肉、食べられるかもしれないんだよ。
すぐ食べられるトンカツに流れちゃダメでしょ」
「・・・そんな大したリスク…じゃないでしょ…ソレ…」
お店に着いてみると、
案の定、いつもの様に並んでいる。
「ほらぁ、結構いるじゃん。ダメだな、こりゃ。
ん?」
なんか、ちょうど団体さんが出てきて・・・
「2名様なら、片付け次第、入れますよ!」
とのコト。
「ほらぁ、リスク取って、正解じゃない!」
いやぁ、
その『何かを信じる力』、いいね!
それで、今後の人生、切り開いていって欲しいなぁ。
だいぶ大げさ?(笑)
でも、期待してるよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 これからも、よろしくお願いしますっ!