計画的ひきこもり
誰にも会いたくない。
お盆であり、夏休みだからこそ、外に出ることを敢えて最小限にする。
(567がまた爆発してるから余計に。。)
わたしは元々、人混みが得意ではない。
人の多さ、喧騒が苦手で、耳がやられる。
その上、真夏の暑さも苦手。
外に出て余計に疲れるくらいなら、出掛ける予定のある日に買い出しとかすれば良い。
何もない時は、家にひきこもる。
そして、のんびり家の中でやらないとならないことをやっていく。
計画的ひきこもり、とは言えど、家の中でも動いてはいる。
ナマケモノ、ではないのだ。
家族がいないと、家のことも、他のことも、全て自分でやらなければならない。
普段仕事をしていると、家のことはおざなりになる。
甘えられる人もいないので、甘えることはできない。
天涯孤独となってから、毎分毎秒、生きていると、自分自身と自分以外のすべてのもの、人との戦いだ。
そうやって戦い続けていると、本当に人間に会いたくなくなる瞬間が多々訪れる。
ひとりきりになれる空間で、喧騒からも隔離して、遮断する。
お盆なんて、天涯孤独の人間からしたら、無意味なものだったりする。
けれど、空から帰ってきた感じはしている。
そのお陰なのかは分からない。
それでも、わたしのこころの中の海はとても穏やかになっている。
見守っているのかな。
「頑張ってるんだから、休みなさい」
と言ってくれているのかな。
こころには、いつも、旅立った大事な人達がいてくれる。
見えない力に護られているのかもしれない。
来年のお盆は、今よりも1mmでも良いから、成長したわたしになれると良いな。
親戚が集うお盆よりも、ひとり静かに旅立った人達を思う。
計画的ひきこもりは、わたしが穏やかになる為に必要な時間。