見出し画像

ベンチャーで叶えた、会社と私の成長ストーリー|入社8年目の社員が語る、新規事業立ち上げから社内改革まで

今回は入社8年目の森さんにインタビュー。
森さんは、創業初期の頃から在籍し、社内でチームの結成・運営をリーダーとして経験した後、2020年に新規事業である「2ndLabo」を立ち上げた社員です。

現在は社内の人事制度の改革を中心に全社横断的にプロジェクト業務に従事するなど精力的。
入社してからこれまでの、会社の成長と自身のキャリアについて語ってもらいました!

<プロフィール>
名前:森章也(もり ふみや)
生年月日:1990年2月6日生まれ
趣味:ドライブ
MBTI診断:ISFJ(擁護者)
入社時期:2017年4月

■簡単な紹介

ー前職入社理由

前職は新卒で入社した大手通信会社でBtoC営業をしていました。
どのような仕事もまずは営業が土台になると感じ、営業をしっかりすることが出来て経験を積める会社が良いと思い入社しました。

ー転職理由

大手企業で安定したキャリアを築くことも考えましたが、もっと会社の成長に中枢で貢献したいという思いが強くなったのが理由です。

私より10年、15年上の先輩社員も私と同じ業務に従事しており、この先同じ業務をしていくことに疑問を持ったのがきっかけです。
50代くらいの方で、仕事が抜群に出来て人格者の方であっても、新卒の自分と同じ内容の仕事をしていました。

もともと出世欲というか、組織を大きく動かしていきたいという想いを持っていたので、会社の成長に携わることができるポジションに上がるまで時間がかかりすぎると感じてしまいました。

そんな時にセカンドラボからスカウトを貰い、会社を調べたり面接で社員と話す中で、「セカンドラボは、まさに私が求めていた、社員一人ひとりが会社と自身の成長を肌で感じられるような会社」だと確信しました。
たとえ組織規模は小さくとも、「この会社の中枢で働きたい」という想いが強くなり、セカンドラボに入社しました。

■会社の成長と森さんのキャリア

ー入社1年目(2017年4月~)

・セカンドラボの様子 ~「規模は小さいけれども、成長意欲と活気に満ち溢れた会社」~

私が入社した頃は、セカンドラボは社員数10名程度で、雑居ビルの一室に入っている小さな会社でした。
会社は創業4年目に入った年です。

同年代(20代)の社員がほとんどで、現在と変わらず成長意欲に満ち溢れていました。
会社自体の成長意欲もあり、社内の活気が凄いなと驚いた覚えがあります。

1年目の終わり(2018年2月頃)に、社員が増えてきたため、雑居ビルの一室から、KDXビル(新宿)へ移転しました。

・当時の森さんの仕事内容 ~「入社1年目でチームを立ち上げ」~

入社当初は、営業として顧客開拓に奔走していました。
全国のクリニックへ、自社サービス「コメディカルドットコム」の導入を提案するチーム「クリニックチーム」を先輩社員と2人で立ち上げました。
会社からチーム立ち上げのメンバーに抜擢してもらえたと実感していましたので、期待に応えるべく行動量を重視して取り組みました。

「仲間と共に、この会社を大きくしたい」という熱い気持ちを持って、がむしゃらに働いた日々が懐かしいです。

チーム運営で特に注力していたのは営業と後輩の育成です。
チーム立ちあげ1年目の途中から人員を増やすことになり、そのチームメンバーへの教育を全て担当しました。

入社当初のオフィス

ー入社2年目(2018年4月~)

・セカンドラボの様子 ~「社員数は1年で倍に!」~

秋ごろからは今までのビジネス職とは別でCS職(カスタマー・サクセス職)の方の採用をスタート。
これにより、よりきめ細やかなサービス提供が可能となり、顧客満足度の向上に大きく貢献しました。

社員数は1年で10名程度から20名程度へと増加し、意見が飛び交う、さらに活気に満ち溢れた職場になりました。

・当時の森さんの仕事内容 ~「業務領域がグッと広がった1年」~ 

営業目標達成に向けて、自ら新規顧客開拓に奔走する傍ら、新入社員の育成にも力を入れていました。
ビジネス職だけでなく、CS職のOJTも担当し、彼らの成長をサポート。
さらに、チームの予算/採用計画の立案も担当し、会社経営により近い環境で働くことができていると実感しました。

自社サイトの改善にも積極的に関わり、デザインを一新したり、新しいツールを開発したりしました。
自分のアイデアが形になり、多くの社員に今でも利用されていることは、大きなやりがいとなっています。
総じて、業務領域がグッと広がった年でしたね。

移転先のオフィスの様子

ー入社3年目(2019年4月~)

・セカンドラボの様子 ~「堅調な成長を背景にいよいよ新規事業の話が持ち上がる」~

入社以降ずっと、セカンドラボは右肩上がりの成長を続け、驚異的な勢いで伸び続けました。
安定した収益基盤を築いたことで、会社は新たな挑戦へと舵を切ることになります。
ついに、新規事業の立ち上げという、大きな目標に向かって動き出したのです。

・当時の森さんの仕事内容 ~「新規事業の責任者として始動!」~

2年目以降はチームリーダーとして活躍していましたが、チームの拡大に伴い、より一層責任感が増しました。
OJT担当者はわずか1年で倍増(2018年時点でOJT5人程度でしたが、これが2019年には10人程度になりました)し、メンバー一人ひとりに目が行き届かなくなり、指導方法に試行錯誤の日々でした。

直接私が見ることのできる範囲を超えたので、間接的な情報収集に苦労しました。とにかくチームメンバーと接する時間を作って、話し合ったのが良い思い出です。

コメディカルドットコムの一つのチームリーダーとしての経験は、私にとって大きな学びの場となりました。
チームの売上予測を立て、実行することで、ビジネスの全体像を把握することができました。

そんな中、新たな挑戦の機会が訪れました。新規事業の立ち上げを打診されたのです。
「やります!」と即回答。
ゼロから事業を創出するプロジェクトが緩やかに始動しました。

ありがたいことに、なぜ私がこのプロジェクトを任されたのか。
それは、日頃から業務の幅を広げ、会社全体の状況を把握しようとしていたからだと思っています。
与えられた仕事にとどまらず、自ら課題を見つけ、解決策を提案することで、周囲からの信頼を得ることができたと考えています。

セカンドラボの、仕事の報酬が仕事という好循環が生まれる土壌も、自分がモチベーション高く、幅広く関われていた理由です。

ー入社4年目(2020年4月~)

・セカンドラボの様子 ~「創業以来一番と言ってよい困難を乗り越えて」~

新型コロナウイルスの感染拡大は、創業以来最大の危機となりました。
しかし、社員一人ひとりがアイデアを出し合い、行動に移すことで、この困難を乗り越え、会社は着実に成長を遂げました。
売上と従業員数は増加し、逆境の中でも新たな可能性を見出すことができました。

・当時の森さんの仕事内容 ~「社内のキャリアのお手本になることを意識した1年」~

入社以来、最も責任重大な一年でした。
新規事業の成功は、会社の未来を左右する重要なミッションだと感じ、強い覚悟を持って取り組みました。
同時に、私が後輩たちのロールモデルとなり、キャリアの選択肢を広げるお手本になるという責任も感じていました。

最初は、手探りの状態からスタートしましたが、まずは企業開拓に注力し、新規事業「2ndLabo」に掲載する企業の数を増やすことから始めました。
多くの企業と出会い、交渉を重ねる中で、事業立ち上げへの見通しが少しずつ明確になっていきました。

チームを強化するため、新たなメンバーを2名迎え入れ、体制を整えました。
そして、一年間で300社の企業を開拓するという目標を掲げ、チーム一丸となってこの目標達成に向けて走り始めました。
困難もありましたが、チームの力で乗り越え、中間目標を達成するごとに、大きなやりがいを味わうことができました。

ー入社5年目(2021年4月~)

・セカンドラボの様子 ~「本格的に組織作りへ注力」~

コメディカルドットコムは順調に成長を続け、多くの成果を上げていました。
しかし同時に、古株の先輩社員が新たな挑戦を求めて会社を去るという、嬉しい悲しみも味わいました。
彼らの活躍を心から祝いながらも、私たちは社内を見つめ直し、より魅力的な組織へと進化させる決意を固めました。

この経験を機に、社員一人ひとりの貢献を評価し、モチベーションを高めるための新たな評価制度を導入しました。
また、働きやすい環境づくりにも力を入れることで、社員が長く活躍できるような会社を目指しました。

これらの取り組みは、今日まで継続されており、セカンドラボは社員が成長できる、活気あふれる組織へと発展を遂げています。

・当時の森さんの仕事内容 ~「2ndLaboを正式にローンチ」~

4月、2ndLabo(医療機関、福祉施設の課題解決プラットフォーム)はついにサービスとして本格始動しました。
しかし、サービスをローンチしただけでは意味がありません。
いかに多くの医療介護施設の決裁者に利用してもらえるか、そしてどのように収益を生み出すか。
これらの課題解決に向けて、日々試行錯誤を繰り返しました。

企業開拓と並行して、ユーザー獲得のための施策を立て、実行に移しました。
既存顧客との繋がりを活かし、新しいサービスの価値を伝えていくことで、少しずつユーザーが増えていくことになります。

この新規事業は、社内の協力体制が整っていたため、スムーズに進めることができました。
会社には、事業内容に関する相談はもちろん、必要な予算や人員の確保も迅速に対応してもらい、大変心強かったです。

現在のオフィスにて

ー入社6年目(2022年4月~)

・セカンドラボの様子 ~「オフィスビルへ引っ越し/新卒採用に力を入れる」~

社員の更なる増加に伴い、より広々としたオフィスが必要となり、都庁前にあるNSビルへオフィスを移転しました。
この移転は、私たちが成長を遂げ、新たなステージへと進んだことを象徴する出来事でした。
同時に、更なる組織発展のために、この頃から新卒採用に力を入れ始めました。

・当時の森さんの仕事内容 ~「マーケティング力で事業拡大」~

新規事業部単体での黒字化を目指し、様々な施策を講じました。
中でも、マーケティング戦略の強化が大きな転換点となりました。
チームメンバーの卓越したマーケティングスキルにより、サイト規模を大幅に拡大することができ、売上向上に大きく貢献しました。

これまでは、私たちが積極的に提案する立場でしたが、マーケティングの成果により、多くの企業から問い合わせをいただけるようになり、営業のペースが加速しました。
まるで、受動的にビジネスが拡大していくような、驚くべき変化を目の当たりにしました。

ー入社7年目(2023年4月~)

・セカンドラボの様子 ~「職場環境、福利厚生が急速に整い始めた年」~

この年は、セカンドラボの働き方が大きく変化した年でした。
社員の成長をサポートするため、外部研修の受講を奨励し、社外研修会社との契約を締結しました。
また、社員同士の交流を深めるための社内親睦会費補助制度を導入し、活気あふれる職場づくりを目指しました。

さらに、給与体系の見直しを行い、社員のモチベーション向上に繋がるベースアップを実施。
働きやすい環境づくりとして、社員側からアイデアとして挙がっていたオフィスカジュアル手当や住宅手当も新設されました。
これらの取り組みは、社員の満足度向上に大きく貢献し、セカンドラボの成長を加速させる原動力となりました。

・当時の森さんの仕事内容 ~「新規事業の多角化を検討」~

この年に2ndLaboは、オンラインプラットフォームという枠にとらわれず、オフラインでの新たなビジネスモデルの創出に挑戦しました。
会社の強みであるリソースを最大限に活用し、多角的な事業展開を目指しました。

様々な試行錯誤を重ねる中で、扱う企業や分野を拡大し、安定的な成長軌道に乗せることができました。
この成功は、チーム一丸となって取り組んだ結果であり、大きな達成感とともに、今後のさらなる発展への期待感を高めました。

年度末には、後輩に事業を引き継ぎ、会社の社内制度の整備に注力し始めました。

ー入社8年目(2024年4月~現在)

・セカンドラボの様子 ~「創業から11年目に入り第二創業期を迎える」~

当社は、創業から11年目を迎え、新たな章を迎えようとしています。
これまで築き上げてきた基盤を土台に、さらなる成長を目指し、第二創業期をスタートさせます。

社員一人ひとりがやりがいを感じ、力を発揮できるような環境を整備し、組織全体の活性化を図っていくことが、これからの私たちの大きな目標です。

・現在の森さんの仕事内容 ~「会社の舵取りの役割を担っていく」~

現在は、会社のパーパスとバリューを再定義し、5年ぶりに人事制度を刷新するプロジェクトや、社員のキャリアアップを促進する企画を牽引しています。
社員一人ひとりが、自分の仕事に誇りを持ち、成長を実感できるような環境を創出することを目指しています。

2021年に導入した人事評価制度は、社員の目標設定や評価基準を明確にし、組織の活性化に貢献しました。
しかし、組織が成長するにつれて、より高度なキャリアパス設計や、社員のモチベーションを高めるための新たな評価制度が必要だと感じています。

社員が納得し、安心して働けるような人事制度を構築することで、会社の持続的な成長に繋げたいと考えています。

■最後に

ーこれまでを振り返って

入社以来、営業から始まり、OJT、チームマネジメント、予算策定、事業開発、採用、人事、広報、開発と、幅広い業務に携わってきました。
正直、上手くいかないことの方が多かったかも知れませんが、様々な経験を積むことで、自分の成長を実感しています。
チャレンジさせて貰える環境が整っているのは素晴らしいことだと感じています。

仕事の評価が新たな挑戦へと繋がる好循環は、大きなモチベーションになります。
多様な経験を積むことで、アウトプットの精度が高まり、より質の高い成果を出せるようになったと感じています。

ー今後の展望

個人的な目標としては、今業務として組んでいる社内制度や人事制度の刷新を通して培ったノウハウを活かして、医療福祉に対してコンサルティングサービスを提供することができればと考えています。

そして会社としては、2027年に会社の規模(従業員数や売上)を倍にするという目標を掲げています。

誰もがやりがいをもって、困難なことでも楽しみながら働くことができる環境を用意することで、社員一人ひとりが、自分の成長を実感できるような会社を創り続けていきます。

ー就職活動中の皆さんへ

皆さんは、会社を選ぶ上で何を重視していますか?
安定した大企業で働くこと?
それとも、ベンチャー企業で成長を続けること?

どちらを選ぶにしても、大切なのは、自分自身の成長を諦めないことだと思っています。

セカンドラボで働く中で、私はたくさんのことを学び、成長することができました。
もし、あなたも自身の成長を大事な価値として捉えていましたら、ぜひセカンドラボを選択肢に入れていただきたいです。

この記事が参加している募集