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増えている「カジュアル面談」ーその準備と対策
セカンドゴングの高木屋です。
ここ数年、選考過程にカジュアル面談を設ける企業が増えています。
カジュアル面談は、企業・求職者の双方が、お互いを「カジュアル」(気軽)に知り合うための場で、最初の選考で行われるケースが多いです。
企業にとっては広く候補者を募ることができ、また求職者にとっても「まず話を聞いてみる」ことができる場になっているため、カジュアル面談を導入する企業は増加傾向にあります。
カジュアル面談は「選考」でなく「面談」の場なので、経験や志向性を問う質問はあっても、志望動機は聞かれない場合がほとんど。
そして「カジュアル」な場であるためか、40代、50代の求職者であっても、あまり面談のための準備をせずに臨む方が多いようです。
しかし、「面談で企業について知ることができればいいや」といった考えで臨むと、その先の選考に進みづらくなる危険性も大いにあります。
企業は、あくまで採用活動の一環としてカジュアル面談を行っているので、求職者の職務経験が企業の求めるものと大きくずれている場合や、求職者の受け答えが曖昧で的を射ていない場合は、マイナス評価をされることもあります。
「カジュアル面談」→「書類選考」→「一次選考」…
と選考が進んでいくことが多いですが、最初のカジュアル面談での印象がよくなかった場合、書類選考で落ちてしまうこともままあります。
カジュアル面談では、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
以下の3点に絞ってお伝えします。
自分の経験をしっかりと棚卸ししておく
企業の概要は押さえておく
企業への質問を用意しておく
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1.自分の経験をしっかりと棚卸ししておく
前述の通り、カジュアル面談は企業と求職者の相互理解の場です。企業は当然、求職者のことを知ろうと質問をしてきます。
求職者側は、
経験(成果、成果を出したプロセス、苦労を乗り越えた経験、挫折体験など)
過去の決断理由(これまでの入社、退社理由)
これからどうしていきたいのか、
といった方向性などを、自分の言葉できちんと整理しておくことが重要です。
2.企業の概要は押さえておく
カジュアル面談とはいえ、なにも事前知識がないまま臨むのはおすすめできません。応募する企業について、できるだけ調べておきましょう。
会社概要
企業が大事にしていること(ミッション、ビジョン、バリュー、理念など)
サービス内容
上記などは、最低限知っておく必要があります。
できれば採用情報や、IR(投資家向けの広報)などにも目を通しておくと安心です。
3.企業への質問を用意しておく
そしてこの3つ目が重要なポイントです。
企業に対する質問を用意しておきましょう。
企業側は、
「まさかなにも調べずには来ていないだろう」
(調べずに来ている人なら採用しない)
という認識をもっている場合がほとんどです。
場合によってはあいさつもそこそこに、「なにか質問はありますか?」という問いかけから面談が始まることもあります。むしろこのケースの方が多いかもしれません。
当然ですが、企業のウェブサイトに掲載してあるようなことは聞かないようにして、直接聞かなければ知り得ないようなことを質問しましょう。
カジュアル面談は、情報収集の場でもあります。
次回以降の選考で、志望動機に熱を込めて語れるように、しっかり情報を集めましょう。
集めるべき情報には、以下の観点があります。
その企業で働いている姿を明確にイメージできるか
イメージできない場合は、どの部分がイメージできないのか、またどんな情報があればイメージできるのか、「その企業で働く姿をイメージ」できないのであれば、イメージしづらい箇所について情報を集めます。
自分の考えを述べられるようにしておく
企業への質問を用意する際、その質問に対する企業の回答を自分でも考えておきましょう。「私はこう思うのですが…」という形で言えれば建設的なやりとりがしやすくなり、面接者の印象がよくなる場合もあります
まとめ
自分の経験をしっかりと棚卸ししておく
企業の概要は押さえておく
企業への質問を用意しておく
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