仕事で大失敗して立ち直れない!つらい状況から復活するコツとは
セカンドゴングのスペイン商事です。
いやぁ、ほんと嫌になっちゃいますよね…。
仕事で大失敗してしまうと、
「いい年して何してんだ…orz」
このように、自分をひたすら責めてしまうことも少なくないでしょう。
外はいい天気なのに、曇り空にすら思えてしまう。辛い気分が続くのは、当然のことかもしれません。
・過ぎたことはしょうがない
・失敗を糧に成長しよう
このように考えるのが理想なのは、誰もが経験上で知っていることです。
仕事での大失敗は、もちろん筆者にも経験があります。
落ち込んでる時に、説教クサいことを言われたって、聞きたくもないのが正直なところ。しかし、ウダウダし続けるのも嫌なものです。
これからの人生でも起こりうる大失敗。
今回は、日々をできるだけ気分よく、スッキリと生きるための方法として、仕事の大失敗から立ち直るまでの過程を、お話ししていこうと思います。
内容は筆者の経験にもとづいていますが、他人が提案する立ち直りの方法を、実験的に実践してみるのも面白いかもしれませんよ。
ちょっと前を向いて進めるように、参考までにご覧になってみてください。
立ち直れない大失敗の例とは?
一生懸命に生きて、一所懸命に働いていると、辛い大失敗が突然やってきます。
誰の身にも起こりうる、愛すべき立ち直れない大失敗の数々。どういったものがあるのか、まずは見ていきましょう。
■責任を全うできなかった
仕事で任されたポジションや職務で、結果を残せないときは、誰しも落ち込むものですよね。
とくに大きなミッションや、要所となるポイントでの失敗は、立ち直れないほど自信を失ってしまうこともあります。
任せてくれた方の想いや、大失敗のシーンを繰り返し再生しては、ため息をついてしまう…。
大失敗の場面ではみんな同じです。
■会社に大きな損害を与えてしまった
取引で失敗してしまったり、携わったプロジェクトの失敗など、会社に損害を与えてしまって、上司の叱責を受ける大失敗もよくあるケースです。
想定の範囲内の損失であれば、さほど落ち込む必要はありませんが、例えば取引企業に対する賠償責任や契約に関わる多額のミスは、個人では抱えきれないもの。
遠くの国へ飛び立ちたい気持ちにもなります…。
■クビを宣告された
周りの人には関係のない、個人的なクビの宣告は、もしかしていちばん辛いことのかもしれません。
「いったいどこが悪かったのか?」
「もしかしてあの失敗が原因か…」
上記のように、振り返っても暗闇ばかりです。
「自分には能力が無いんだ…」
こんなふうにざっくり全体を否定してしまうと、立ち直りようもありませんよね…。
仕事の大失敗から復活するには?
実はどの大失敗においても、「自分が原因」の場合と「自分が原因でない」場合の、両面があると筆者は考えています。
日常に光と陰があるように、一方だけでは成り立たないのが物事の節理です。しかし、大失敗の後は陰の方ばかり見てしまうもの。
ここでは、少しずつ立ち直るための方法を見ていきましょう。
皆さんも同じかもしれませんが、筆者も失敗を繰り返すなかで、失敗からの立ち直り方をいろいろと試しています。
人それぞれ特徴がありますので、正解はありませんが、今からご紹介する手順を、ぜひいちど試してみてください。
意外と自分に合っていたり、新たな発見につながるかもしれませんよ。
■まずはとことん落ち込む
「男は我慢するもの」と育てられましたので、大半のことは我慢してやり通してきましたが、思い切って「とことん落ち込む」方法も悪くありません。
他人に不満を話すと気分が軽くなるように、とことん落ち込み切ると、自分の中で感情を消化できるものなのです。
大失敗してしまった落ち込みで、ストレスになってしまうのは、長く引きずって落ち込み続けているケースではないでしょうか。
落ち込んでも1日から2日。長くても1週間と決めて、とことん自分を責め切って、悔やみ切って、ウジウジしまくるのです。
ポイントは集中して落ち込むこと。
そうすればある時点で、急に落ち込むことに飽きてしまいます。そこまで行きついたら、日常生活に戻って、少しずつ前を向いて進めるでしょう。
■自分の良いところにも目を向ける
人間って面白いもので、とことん落ち込んで自分を責めまくると、その「責め」に反論する自分も出てくるのです。
「いやオレだって良いところはあるぞ」
「私だって頑張ったんだ…」
このような反論が出てきたら、具体的に自分の良いところに、目を向けてみましょう。
光と陰と同様に、人間にも自分が好きな面と嫌いな面があるものなのです。
悪い面ばかり出てくるようならば、まだ落ち込み切れてないか、自分を卑下し過ぎているのかもしれません。
普通に生活しているのですから、あなたの良い面もしっかりとあります。悪い面だけでなく、良い面にもしっかり目を向けてやってください。
■辛い大失敗を客観的に振り返ってみる
少しずつ普通の生活ができるようになったら、ちょっと怖いですが、大失敗を振り返ってみましょう。
大失敗の直後は、感情と事実を混同してしまい、客観的に見ることができないものなのです。
落ち着いたなと感じたら、今後のために事実を振り返ってみましょう。
ポイントとしては、感情を入れずに、映画のように大失敗を振り返ること。
また、映画に出ている自分は別の人だと思って観ると、感情を入れない方法として効果的です。
立ち直れないほどの失敗であれば、多少の感情はよみがえりますが、事実を振り返っておくことは、今後の財産ともいえるほど、参考になるものでしょう。
無理をする必要はないので、タイミングをみてぜひ試してみてください。
意外とある仕事の大失敗のメリット
立ち直れないほどの大失敗でも、視点を変えてみると、意外なメリットがあったりします。
■大失敗のエピソードは一生ウケる鉄板ネタ
筆者が関西在住だからかもしれませんが、仕事を大失敗した後に考えることは、「この失敗はネタにできるかな??」ということです。
不思議なことに、立ち上がれない大失敗であればあるほど、いつまでも使える、爆笑の鉄板ネタになります。
さすがにクライアントに関わる話はネタにはできませんが、仕事の大失敗ネタは、意外と使えるシーンは多いのです。
落ち込んでいる人を励ますネタになったり、自虐的なユーモアとして使うことで、相手の心をつかむトーク力につながったりもします。
■仕事の経験、モチベーションになる
仕事でやってしまった大失敗も、クビになった経験すらも、いわば社会人経験のひとつです。
大失敗を経験した方なら、失敗する雰囲気や流れも覚えているはず。
クビになった経験があるのなら、解雇されるまでの状況や様子を把握しているでしょう。
大失敗やクビの流れを知る人だけが、意識してその流れから外れることができるはず。
大失敗の逆をやれば、「成功の近道」に結びつくかもしれません。
また、「大失敗を見返したい」「自分はもっとできる」と思えれば、日々の活力にもつながります。
元メジャーリーガーのイチロー選手は、
「3割ヒットを打っているのではなく、7割を失敗してるんです」
という発言をしています。
失敗を糧にすることで、
失敗の部分も成長につなげることができる
と言えるのではないでしょうか。
■自分を客観的に見ることができる
立ち直れないほどの大失敗をした直後は、本当に暗闇同然の日常を送ることになるでしょう。
しかし、数年後に振り返ってみると、
「あの時に失敗しておいてよかったな」
このように思えることも、意外とあるものなのです。
自分を客観的に見つめ直す時間をとって、改善してバージョンアップしたことで、後から「失敗のお陰だ」と思えるようになるのでしょう。
仕事の大失敗とは、社会人としてひと回り大きくなるための、成長の機会と捉えることができるのかもしれません。
まとめ:仕事で大失敗したときには
今回は、仕事の大失敗から立ち直るまでの過程について、考え方や具体的な方法を、筆者の経験にもとづいてお話ししました。
仕事で大失敗をした時には、事実や原因を振り返るのも大切ですが、まずは自分の気持ちとしっかり向き合いましょう。
とくに日本人は、「忍耐」や「根性」で気持ちを押し込めがちですが、感情をムリやり無かったことにしても、どこかでひずみが出てくるものなのです。
転んだ時には痛がるだけでなく、せっかくなら何かを掴んで起き上がり、どこにつまづいて転んだのかを確認しておきましょう。
無理をすることはないですし、あせる必要もありません。
まずはとことん落ち込んで、少しずつ自分を奮い立たせられるように、お話しした内容を参考にして頂けると嬉しいです。
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