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夜のお店の人間関係をよくする方法

みなさんこんばんは。
本日は、職場でうまく立ち振る舞う方法について書き記したいと思います。
水商売は「ひとに好きになってもらうプロ」です。お客様に好かれないと、抜きものや同伴など、売り上げに繋がるものは得られません。
「ひとに好きになってもらうプロ」ということは、どうしたら嫌われないかも知っているということです。
お客様に好かれるという話だけであれば、異性という武器が使えるのでそこまで難しいことではないでしょう。しかし、同性の協力なしではクラブでは生き残ってはいけません。チームワークが基本なのです。
同性からも好かれるのが、ホステスとして本物といえるでしょう。
具体的に掘り下げていこうと思います。

①挨拶をする


話題がなくても話しかけることができるチャンス。それが挨拶。一日の始まりに明るく挨拶をすることで、その日をよくしようという気持ちが表れるところでもあります。よく、新入りや体験入店で自分から挨拶をしない子がいるのですが、あれは、とても損をしています。言われる前に自分から挨拶をしましょう。
「おはようございます」「ありがとうございます」この言葉は特に重要です。新人の頃は粗相することが多いと思います。どちらにせよ「申し訳ございません」ということが増えるのですから、「ありがとうございます」を意識して発するようにしましょう。

②悪口に乗らない、言わない


水商売という仕事は、お客様を楽しませる仕事ではありますが、人気商売であるがために、嫉妬や憎悪など負の感情が渦巻いています。それゆえ、悪口を言っている場面に遭遇することがあるでしょう。ここで大事なのは、そのひとの事を否定も肯定もしないことです。あまり同調してしまうと、仲間だと思われ、その悪口を言われていた相手と仲良くしていたりすると、ここでまた人間関係が乱れます。悪口を言っている人間でも、仕事ではキーパーソンだったりするので、悩んでるのかな、疲れているのかなと感じたのであれば、話は膨らませずに「そういうこともあるよね」と優しく寄り添ってあげましょう。

③適度にひとに頼る


よっぽどの面倒くさがりでない限り、ひとは頼られると嬉しいものです。「〇〇さんのお席、あなたが適任だと思うの」
「こんな話を振ってちょうだい」
「あと少しでボトルが空くからよろしくね」
など、頼ることで、感謝の言葉が生まれます。
そして、こちらが頼ることで、向こうも頼りやすくなり、良い人間関係が構築されるということです。仲良くなれば、「〇〇ちゃんはお酒にはめっぽう弱いからボトルを空けるのをお願いするのはよそう」などと、相手が頼られて嫌なことも見えてくるのです。

④さいごに


一番重要なことは、嫌われないようにすることです。
かといって、当たり障りのあまりにもない感じの人間は、銀座では売れません。印象に残らないからです。
嫌われないようにするためには、日ごろから挨拶をしてコミュニケーションを取りながら、ひとのことをよく観察することが重要なのではないかと思います。


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