今年もまた脱毛期が始まった…!
週末、出張&一人旅をしてきて、数日ぶりに帰宅したら、
トメが玄関まで元気に迎えに来てくれた。
「トメ―」と抱きしめたら、すぐに、
「私への土産はないのか?」と荷物をくんくんし始める。
すまぬ…。今回の旅で、トメへのお土産はない。
久しぶりの再会で興奮したのか、安心したのか、
トメは僕の近くを離れない。
旦那さんが仕事で家にいないせいか(日曜日は出勤している)、
旅先で溜めてきた数日分の洗濯物や、
旦那さんに買ってきたお土産(今回は長崎のカステラ)を、
アンパックする(=スーツケースから出す)僕の後ろで、
トメはお行儀よくスタンバっている。
忠犬ぽくて可愛くていじらしくて、
「もう、トメー!」と勢いよく抱きしめたら、
ぼふぼふ…とトメが脱皮して…、毛が大量に抜けた。
そうか、その季節か。
Yes. Time has come.
柴犬を飼って分かったのは、とにかく脱毛がすごい、ということ。
年中、毛は抜けて、毛は舞って、毛は付いて、
今回、旅先で、ふと見ると、家を出て数日経過しているはずなのに、
僕のスーツに、僕の鞄に、僕のスマホに、トメの毛がついていたりした。
数日間、どうやって落ちずにいたのだろう。
トメの、可愛らしい毛が、僕とともに九州を旅してきたわけだ。
かくして、我が家では、ルンバの活躍時期が訪れたわけで。
数分、床を滑ると、「もう、お腹いっぱいです」と、
ピカピカ点灯してSOSを出すルンバは、
トメの毛を頑張って収集してくれているのだけど、
トメは、それを赦さない速さで、また毛を床にまき散らす。
撫でて、抱きしめて、一緒にいちゃいちゃしたら、
僕もまた毛だらけになったわけで。
荷ほどきをするとともに、ルンバを解体して、
大量の毛を処理する日曜日の夜…なのだ。