【創作】引っ越し先にいた猫 ぶにゃ
※創作です。 実際にあった出来事をベースに書きました。良かったら読んでください。
引っ越し先の近所に猫がいました。
私は、その猫のことを勝手に「ぶにゃ」と呼んでいます。
なぜ「ぶにゃ」かというと、態度がふてぶてしいからです。
頑固そうで、一筋縄にはいかなそう。
ぶっきらぼうで、我が道を行く・・・。
そんな様子から「ぶ」という音が似合うなと思いました。
でも、私が優しくすると、「にゃ」と鳴き、あちこち撫でさせてくれます。
私がちょっとしたおやつをあげると、目をつぶりながら、美味しそうにモヒモヒ食べます。
ぶにゃにはそんな柔軟性もあるので、「にゃ」の音が似合うと思いました。
そして何より、お腹がぶにゃぶにゃなので、「ぶにゃ」と勝手に呼んでいます。
ぶにゃは夕方になり、お腹が空くと自分の住処に帰っていきます。
マイペースな猫です。
また暇になると、ひょっこり私の家に遊びに来ます。
ぶにゃは毛並みがとてもキレイだけど、自分の身体を掃除するのが下手みたい
なんだか、身体のあちこちに何かが付いてる。
私が身体についた謎のものを取ってあげると、満足そうにしている。
「苦しゅうない ちこうよれ」
そんな上から目線の言葉が聞こえてくる
マイペースで自由気ままな猫 ぶにゃ
これからも元気でいてね
でも、車にはくれぐれも気を付けてね
おしまい