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瀬戸内旅 2024 (2) 福山:鞆の浦-後編

瀬戸内島旅、2日目は、朝風呂と美味しい和食の朝ごはんからスタート。

9/12(木)ですが、35度にもなりまだまだ夏まっさかりの広島県です。

魚も、炙って食べる
優雅な和あさげ
お味噌汁も、具材から煮て食べる(新庄味噌)

瀬戸内ビューのお部屋からみる、朝日も🌅美しい。

鞆の浦でみる、朝日🌅

朝食のあとは、ホテル鴎風亭に荷物を預けて、鞆の浦を散策します。
歴史風情・昭和なのか、江戸なのか、タイムスリップしたようなレトロな風光明媚な街並みを歩きます。

はじめに行ってみたかった「福禅寺 対潮楼」に。ホテル鴎風亭の展望露天風呂からみえた、社のある弁天島を臨むお寺です。

創建は950年頃、時の村上天皇の命により空也聖人によって建立されたと伝わります。
江戸時代になると朝鮮通信使の迎賓館としての役割を担い、使者から「日東第一景勝(日本一の景色)」と絶賛されます。

弁天島を正面に、「平成いろは丸」が優雅に海原を進む様には、歴史ロマンを感じずにはいられません。
龍馬の「いろは丸事件」が有名ですが、今もまだ瀬戸内海の底に、いろは丸が眠っている話も、浪漫溢れますね。
この景色を、幕末の龍馬も見たのでしょうか。

平成いろは丸が航行する
歴史風情ある弁天島を臨む景色
サザエさんも、鞆の浦に来たらしい。

さて、福禅寺をあとにして、鞆の浦、歴史ある街並みを散策です。

ホテルの夕食でいただいた、保命酒が美味しかったので、蔵元に行ってみます。
入江豊三郎本店が開いていたので、早速。

保命酒は、江戸時代にペリーに振舞われたというように福山の歴史あるお酒です。
味醂を元に、高麗人参など16種の薬味が調合されて製造されます。甘味の中に、薬味の様々な香りが味覚を刺激します。
保命酒入りの、アイスクリンもいただきました。
ほのかに、保命酒の風味があり、暑い夏の中、美味しかったです。

保命酒アイスクリン。フォントが懐かしい。

保命酒、味醂、どぶろくのようなお酒を購入して、宅配してもらうことにしました。

次は、鞆の浦歴史民族資料館へ。

八朔の馬出しが展示されており、伝統文化や歴史を垣間見ることができます。
2Fには琴があり、弾くこともできます。
資料館の前庭には、作曲家・箏曲家と知られる、宮城道雄の像があります。
幼少期を鞆の浦で過ごした、宮城道雄。
お正月の代表的な曲、「春の海」は、鞆の浦をイメージして作曲されたと言います。

資料館をあとにして、常夜灯に向かう道すがら、
また保命酒の酒造があり、ついつい寄ってしまいました。

岡本亀太郎本店です。

目を引くのが、200年前に作られたという、龍の看板。迫力があります。

岡本亀太郎本店にある龍の看板

ここでも試飲して、保命酒と、飴を買いました。
少し重い(笑)

さてさて、鞆の浦お散歩後編ですが、鞆の浦のシンボルともいえる、常夜灯を見に行きます。
夜はライトアップされるのだとか。

鞆の浦のシンボル、常夜灯
鞆の浦
ポニョの町、鞆


ジブリ作品「崖の上のポニョ」の舞台となった鞆の浦を、夜も明るく照らします。
港町の夏。歴史が物語るレトロな世界観は、訪れる旅人を魅了します。

去年、タイのバンコクにあったポニョのモニュメント

上の写真は、去年、タイのバンコクにあった、ポニョのモニュメントです。ジブリは、今やグローバル。ワールドワイド。
日本のコンテンツビジネスが、今後も、競争力は保ち続けると思います。

あと、鞆てらす。町の歴史や、祭事などを映像や、実物の輿を通して学べます。
ニアミスでしたが、鞆の浦では、9/13-15までお祭りとのこと。

杉原杏璃さんは、福山出身。鞆の浦、大好きとのこと。
鞆テラス。なんと無料。
港町、海が見える夏の風景
祭りの輿
鞆の浦の町並み

お昼ご飯ですが、YouTubeでみた「鯛亭」に。
鞆の浦、名物である「鯛」をメインにした料亭です。

煮付定食もおいしそう。
お吸い物が、ほんのり柚の香りがして、美味。
鯛のお造り。分厚い。

私は、鯛のお造り定食を頼みました。
お吸い物が、出汁がきいており、鯛の身も、かぼす?の皮もあり、美味しかった。
大将も元気一杯でした。

お腹も大満足。

そして、ホテル鴎風亭に戻り、シャトルバスで、鞆の浦をあとにします。
移住者も増えているようで、鞆の浦の魅力。語りだしたら、尽きませんね。
是非また訪れたいです。

旅の参考になったのが、maibaru travelチャンネル。映像がきれいです。

おすすめのチャンネルですね。
次は、尾道に。

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