#アローングルメ - SÉZANNE(丸の内)
足を運んだ店
SEZANNE(セザン/SÉZANNE)
ジャンル:フレンチ、モダンフレンチ
予約・お問い合わせ:050-5890-5240
東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス
コウタコメント
この数ヶ月、何人にも言われたのが「コウタ、SEZANNEに行かないと!」ということでした。
新店めぐりに熱心な方はもちろん、ミシュラン3つ星のシェフまで。
とどめになったのが、 僕の友だちでミシュランシェフのJerome Quilbeuf(ジェローム・キルボフ、Gracia Tokyo)からの熱心なレコメンドでした。ある日、彼の店でコースを食べているとき、こう言ったんですね。
ここはすごいぞ、コウタ。この仕事をしていると、どこで食事をしていても、僕らは料理やサービススタッフの所作の落ち度がいくつも見つかるものだけど、ここは完璧だったんだ!
フランス人で世界で名声を得たジェロームが認めるならば、、、と食べてみたくなったものの、なかなかタイミングが合わず。この年初にようやく、そのチャンスに巡り会えました!
諸先輩方にはかないませんが、都内の有名なフレンチはそこそこ食べ歩いています。
クラシックな料理を追求する店、モダンな料理、専門性を極めた料理、和食や中華とのフュージョン、いわゆるグランメゾンとされるところ。いろいろ行きましたが、先鋭性とクラシックへの忠誠のバランスが優れていると思ったし、食感も味わいも軽やかで、結果的に14皿を食べたとは思えない感じ・・・。
何皿も感動するものはありましたが、去年まで「鶏肉屋のバカ息子」が肩書だった僕としては、広東料理のエッセンスを取り入れつつ、思考と解釈の通奏低音があくまでフランス料理にあった「美膳軍鶏のポシェ」には、世の多くのフーディー同様に打ちのめされました。
14皿。2時間半。これは芸術鑑賞ですね。ジェロームさんや大瀧さんや永島さんや松久さんや成澤さんのコースを食べに出かけるときにも思うことだけれど。
食べてしまうので視覚からは消えてしまうけれど、その刹那こそ、食の芸術としての面白さですよ。素晴らしい時間でした。
ということで、僕もみなさんに「おいお前ら、あそこいかなきゃ、もぐりだぞ!」と言ってみます(笑)
ダニエル・カルバートさん、シモーネ・マクリさん、ごちそうさまでした! そして素晴らしい店のご紹介、ジェローム、ありがとう。
当日のメニュー
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