影の立役者
(2021年の記事をちゃっかり投稿)
ギャップイヤーのためのお金を貯めなければ!
ということで、最近はバイト2個と派遣で働き詰めの毎日を過ごしております。
今まではバイトはコロコロ変えるよりも、1つを長く続けて居場所のようなものが欲しいと思っていたけど、大学4年になってバイトでは1つでも多くの経験をしてくれば良かったな〜と思ったので、派遣にも登録!
+派遣は時給が1200円〜1300円
かなり高時給!
ということもあって、いろんな職場経験をしてみた!
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①十勝大福
セブンのコンビニスイーツを作っている工場でのライン作業の仕事。
ここは初めてのフード系派遣だったけど、かなり衛生面が厳しくて髪の毛一本でも帽子から出てると鏡の前に返される(笑)
作業自体は、ラインに流れてくる商品に対しての単純作業。
パフェにどんどん白玉を入れて行ったり、みたらしの液体を流し込んだり、グラム数を合わせたり、、、
半袖で行ったらめっちゃ寒い作業室に通されて、凍えながら作業。
働いている人のほとんどはフィリピン人やネパール人ばかりで、日本なのに自分がマイノリティーになる環境。
しまいには、「アナタニホンジン?!」と聞かれる始末。
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②山崎パン松戸工場
スーパーやコンビニに置いてある菓子パンやお惣菜パンの製造工場。
どこのお店に行っても必ずと言っていいほど目にするこのパンたち。
どこからかやってきて、
いつも当たり前のように存在しているのかと思ったら大間違い。
そこには夜から朝(20:00-5:00)まで夜通しで働く人が沢山いて、
機械と人間の共同作業で成り立つ奇妙な仕事が存在。
製造部門によって全然違うと思うけど、
私が担当したのは中華まんの生地をひたすたに紙の上に並べていく場所で、
そこに感情や人間関係は必要なく、派遣の扱いもロボット同様だったなあ。
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③マルエツの精肉工場
2年前から肉を食べていない人間がまさかの精肉工場へ。笑
朝現場で向かうと、
「精肉部門ですね!あちらから作業に向かってくださいね!」とのこと。
地獄や。でも考え方が変わるかも。と思って1日血の流れる作業場で就労。
結局、感想は上のふたつと同様でした。
”誰かがどこかでやっている”とみんなが思っている仕事は
世の中の最下層で働く人が実際にいて成り立っているんだな。
ということ。
「時給高いしアリー!」で始めた派遣の仕事だけど、
決して人間的な働き方ができるわけではないから
心から働きたいと思える場所ではないかも知れない。
だけど、こうした場所で働く人がいなければ
今の便利な世の中は回らなくなる。
違和感と感謝の間に存在している社会構図。