
自分を許したら、世界が変わった
2024年がもうすぐ終わってしまう…!
今年1年も色々あったけれど、大きかった気づきを書き残しておこう。
最後まで読んでいただけると、とても嬉しいです💗
ずっと悩んできた母親との関係性
私と母親の関係は、幼少期の頃から最悪でした。
性格が合わないのか、考え方が合わないのか、喧嘩が絶えない日々。
母はとっても感情豊かで、喜怒哀楽を分かりやすく表現します。
特に、彼女の「怒り」に対して、私は敏感に反応する子供でした。
それには理由があります。
『母を怒らせたら、この世の終わり。』そう思っていたからです。
私は小学生の頃に、母を怒らせてしまった経験があります。
そのとき、彼女は家を出て行ってしまいました。
当時の私にとってみると、それは恐怖でしかありませんでした。
「明日から、学校はどうなるの?」
「家事はどうする?ご飯の支度はどうしよう?」
「母がいない家で、どうやって暮らしていけばいいの?」など、
私の頭の中は、常に恐怖と不安でいっぱいでした。
家を出て行ってしまった母を、必死に捜したことを今でも覚えています。
「母がいなくなってしまったら、生きていけない。」と思っていました。
また、家出をするだけではなく、食器を大きな音を立てて置いたり、
ドアを大きな音を立てて閉めたり「怒り」をモノで表現する彼女の姿に、
私は幼い頃から、何度も嫌な気持ちにさせられてきました。
感情を子供のように分かりやすく表現する母のことが嫌い。
本気でそう思っていたのです。
悩みに向き合う覚悟
母と縁を切りたい。そう思い、真剣に考えた日もあります。
でも、母から離れても、何も根本的な解決に至らないと分かっていました。
それに、私を産んでくれた、この世でたった一人の母親。
本当は感謝するべき存在なのに、嫌ってしまう、そんな自分が嫌でした。
嫌ってしまう自分を、最低な人間。親不孝者とさえ思っていました。
苦しいかもしれないけれど、この悩みから逃げずに、向き合おう。
私はそう覚悟を決めました。
大きな気づき
「向き合う」といっても…
実際に私が向き合ったのは「自分自身」です。
「母」ではありません。
「なぜ、こんなにも、感情豊かな母に反応してしまうのだろう?」
私は自分に問いかけ続けました。その結果、分かったことがあります。
私は、感情に善悪のジャッジをつけているんだ!!
例えば、喜びや、楽しいといった周りに害を与えない感情は「善」💗
でも、怒りや、悲しみなど、周りに害を与えたり、嫌な思いをさせてしまう感情は「悪」💙
こんな風に、感情に善悪のラベルを貼っている自分に気づいたのです。
もちろん、私も人間なので怒りや悲しみを感じることはあります。
だけど、幼い頃から母の姿を見て、嫌な気持ちを味わってきた私は、
無意識のうちに、その「悪」の感情を表に出さないようにしてきました。
怒りを感じても「それはダメな感情だよ!」と自分に言い聞かせ、
また悲しみを感じても、その感情を人前で見せることをしなくなりました。
こうして、私は感情を抑圧すること、押し殺すことが得意になりました。
今思うと、私が「悪」だと捉えている「禁止」している感情を、
目の前で平気で見せてくる母親が嫌だったのだと思います。
なぜなら、自分は「抑圧して我慢しているから!!」
自分が勝手にラベルを貼った「怒り」や「悲しみ」の感情を出すことを許可できていないことこそ、母との関係性悪化の原因だと、ようやく気づいたのです。
自分を許す
すべての現実は、私が創り出していたんだ。と思いました。
母のことを勝手に嫌っていたのは、私でした。
彼女は何一つ悪くありませんでした。
それに気づき、私は「自分を許す」ことを意識するようになりました。
怒りを感じてもok!
悲しみを感じてもok!
どの感情も私らしくて、とても大切な感情なんだ。
そう心の底から思えるようになると、不思議なことに、
母との関係性も大きく改善していきました。
今では、母が怒ったり、悲しんだりしていても、
私の心は敏感に反応したりしません。
もうそこに、心のアンテナが向かなくなったのだと思います。
それは、私が自分の怒りや悲しみを表現することを許可できたから。
感情に善悪のジャッジをつけなくなったから。
数十年ずっと繰り返してきた母との関係性の悩み、苦しみから、
ようやく解き放たれたように思います。
母は大切なことに気づかせようとしてくれていたのかもしれない。
物事の”本質”に気づくと、その悩みって解消されるんだな。と、
身をもって経験しました。
2025年も、きっと色々あると思うけれど、
すべての出来事は自分を幸せにするために起きている🌎
この視点を忘れずに、生きていけるといいな。
最後に
ここまで目を通してくださり、ありがとうございました。
皆さんにとって、2025年も幸せで充実した年になりますように🍀