フィルターバブル・エコーチェンバーについて

温暖化の話を中心に、私はnoteをつづっていますが、気を付けていきたいな、と思うことがあります。それは、フィルターバブルとエコーチェンバーについてです。

インターネットを使っていると、自分の好みや嗜好に基づいた情報が上位に出てくるため、自分の周りには同じような意見の人しかいないと思い込んだり、自分の考えを強化するような情報しか出てこなくなったりします。
久々に実家に帰ったりすると、両親が陰謀論に強く傾倒して困る、ということがあり、一部では社会問題化していたりするそうです。

また、世論は作られるものだったりもします。
これは陰謀論とは別の話で、広告代理店が世論を動かして、結果、政治家なども世論に逆らえないため、真実に基づかないかたちで世間が動いて行ったりすることもあります。
有名なのはドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫) | 高木 徹 |本 | 通販 | Amazonですね。
檻の中にいるのか、外にいるのかは、写真だけでは分からないが、その写真とメッセージが強烈であれば、第一インプレッションで世間は動いてしまう。

温暖化もそうです。
SDGsも、資本主義の土壌ではアメリカに勝てないので、欧州が別の流れを作るために、広告を出して世界のその潮流を作っています。
それが嫌いで、「温暖化のことは嘘だ!」とか「大したことない!」とか言っていそうな人も、ネット上で見たりはしますが・・・、別にこの思想自体は、悪くことを言っているわけではないので、私はのかって良いことをしていったほうが良いと思っています。

事実を分かったうえで、敢えて自分がどうしたいか、何をするのか?が大事なのだと思います。感情論に流されない器を持ちたいものと思います。

SDGsやサステナについて、世間にこれが浸透しているのはすごいのですが、余力がある企業や人がこれをしたらよい感が漂っていると思います。
それは当然だし、自己犠牲をしだすと、それはそれで健全ではないので、良いのですが、なんというか、自分事感が持てないのが問題なのかな、という気がしています。

地域や家庭、仕事の中で、これらの問題を自分事として取り組んでいけないか、というのも考えてみたいと思います。

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