バイオマス発電
再生可能エネルギーで、バイオマス発電というものがあります。
調べてみたのですが、バイオマス発電はエコではないのでは、と思いました。
① 火力発電所よりもCO2を出す
バイオマス発電は、木材ペレットや家畜の糞などを燃やして発電する発電です。そもそも、燃やすなよと思うのですが、炭素濃度が低いものを燃やすと、それだけCO2が出るらしく、天然ガスに比べると倍のCO2が出るようです。
なぜ、これが再生可能エネルギーと言われるかというと、木材は成長過程でCO2を吸収しているかららしいです。
発電時に即座に吸収するのであればそれはわかるのですが、当たり前ですがそうではないので、なぜそんな考えで環境にやさしいと"見なす"ようになったのかは謎です・・・
② 木材ペレットを確保するために森林を伐採している
木質バイオマス発電を行うために、木材ペレットを発電会社が購入するらしいのですが、そのために森林を伐採する人たちがいる、という事例があります。
カナダなどで起こっているようです。
さらに、それらを確保するために輸送なども発生しています。
再生可能エネルギーという、響きやイメージだけで、良いものと決めつけないようにしたいと思いました。
ただ処分するよりは、何かに活かしたほうがもったいなくない、という意味でエコっぽいですが、CO2排出量が多いのであれば、無理して発電に使わないほうが良いのでは?と思います。