選挙と気候変動
今年は選挙イヤーと言われて、2024年度が始まりました。
世界中で様々な選挙がありましたが、まさか日本でも選挙をすることになるとは予想していませんでした。
日本の有権者は気候変動に無関心?そんなことはないと調査で判明。半数以上が「衆院選で気候変動対策や脱炭素を争点にすべき」(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース
そんな中ですが、このようなニュースが目に入りました。
日本若者協議会という団体が調査をしたそうです。環境保護団体がこのことを発信したわけではないのが良いと思います。
正直、私の体感としては、周囲に環境問題に関心がある人が多くいるようには思わないので、意外な内容でした。
私自身も、身近な人に「環境にめっちゃ関心があってね!」って会話することは無いし、なんとなく言いづらいというのはわかります。
お互いの共通点として遡上にのぼることがない話題ですし、意見も割れがちな話題でもあるので、一昔前の「酒の席で政治と宗教と野球の話はするな」というのと似たような感じでしょうか。
なので、もしかしたら、思ったより環境問題に関心のある人は多いのかも知れません。
ただ、どう捉えたらよいかは微妙だなと思っていて、そりゃ論点としてあがらないよりはあがったほうがいいでしょ、程度で答える人の割合であれば、結果は納得です。
選挙の論点は、そりゃ色々とあるのでしょうが、主戦場とすべきものは多くないのだと思います。時間は限られているので、どの議論をどのシェアでやるか?ということを考えるのだと思いますが、ほかの議論を差し置いて、環境問題を論点にあげるべき!と考える人はどれだけいるのでしょうか。
私が一番大事にしたいのは、家族との今の暮らしを守ることで、温暖化のことは大事と思っているけれど、家族の時間と比較するとどうしても二の次になってしまいます。
選挙も同じような面があると思います。
私は N=1 の1意見でしかないですが、ほかの人も同じような感覚であれば、選挙の論点が、温暖化以外のものになるのも仕方がないように思います。
家族との時間を守るのには、お金がいって、そのためには経済が良くないとだめで・・・みたいになってくると、お金の話が論点になってしまう。
結局、大きな痛手を負わないと、論点にすることは出来ないのでしょうか。
「こうなるくらいだったら、最初からきちんと手を打っておけばよかった」とならないためには、どうしたらよいのでしょうか。
今、思いつくのは、関心のある人が少しずつ、発信をしていくことしかないのですが、考え続けたいと思います。
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