痛くて、恐くて、嫌なこと (12.03.2002)
注射なんてチクンとちょっと痛いだけだから、
レントゲンは痛くはない処置だから、
ちょっと我慢して、大人しくして、処置しやすくしてと思うのは、
本当は勝手な話。
大人しく処置のしやすい子はいい子かもしれないけど、
暴れる子は悪い子じゃない。
ちょっと痛いだけは、
子どもにはとっても痛いことかもしれないし、
何でもないように思える処置は、
子どもには全身の力を振り絞って絶叫するほどに、
痛くて恐くて嫌な、悲しい処置なのだ。
押さえつけているその手に、その悲しさが伝わらないのだろうか。
伝わって欲しい、わかって欲しい。