2Bの鉛筆が好き
ふわっと普段使わない芳香剤の匂いがする その度に あヒヤシンスだったと勘違いに気づく 狭い部屋だし冬だから窓を閉めているし 甘くていい匂いが強いので一日何度もはっとする 市販の芳香剤はかなり本物のお花に近い匂いなんだなぁと知る 人工的な匂いだと思い込んでいてごめんだわ 花の匂いを長く忘れて暮らしていたわ
2020年以降に気づいたイイコト イヤなこ(書きかけ) ◆イイコト ・テレビやアコンのリモコンにお客さんごとにPP袋がかかっていること。 ・仲居さんが部屋に出入りしない分気楽さが続くこと 心付けは個室での夕食の際渡せるので問題なし ・部屋までの案内もなくなったこと。あ、初めてのところだとこれは困るか。 ◆イヤなこと ・バイキング形式は提供できないので一律の分量と内容の定食になってしまったと ・清潔にしている大浴場ではかえって人の顔が触れがちな暖簾が気になる ・
冬の晴れた日は 中央線や中央高速や 都会の高層階からも 富士山が見えることがある 東京から見える富士山がすごく好き 富士山が見える冬の東京がとても好き
もうあと2週間もしないでクリスマスがやってくるのに なんだか盛り上がらない 今年は 街が自粛で盛り上がっていないのか 街は昨年と同じように盛り上げているのに 私ひとりが盛り下がっていて プラスマイナスゼロでそう感じるのか 経済的な問題なのか 心理的な問題なのか いつか答えがでるだろうか
東京駅から会社までの歩道、 四角くくりぬかれて街路樹が植えられている その何本かの下に毎朝どんぐりが落ちている 全員がすたすた歩く街で しゃがんで拾うのはためらわれるし 近隣には複数の企業内保育園があるから こどもたちがお散歩で楽しみにしているかもしれないし ちょっとだけ足をとめて眺めて通り過ぎる なにかから元気をもらうというのはきっとこんな感じなんだろうな
毎日履いている靴3足ほどが、どれも急に夏モノに見えてきて 会社帰りにデパートに飛び込んだ。 思い描いていたふわふわと冬らしいかざりのついた靴は色とサイズがなくて 甲がビロード布の靴を買った。 ふわふわもこもこの靴があきらめきれなくて 少し歩いて別のデパートへ。 結局そこにもイメージしていた靴はなかったのだけど デパートが複数ある街がいくつも集まっている、 あぁ東京だ。
東京の普通の駅の周辺だけで 地方の町一個分くらい人がいる。 たとえば JRと地下鉄を乗り換えるために一旦地上にでるお茶の水駅、 2019年の一日平均利用者は16万人。 地方都市の人口は 三重県伊勢市は13万人、大分県別府市は12万人、 栃木県日光市は8万人、新潟県佐渡市は6万人。 地方都市一個分くらいの消費活動が この狭い歩いて回れる程度のエリアで行われている 東京 だなぁ と思う
朝の通勤電車、事故後運転再開した影響で、 前後左右の人と体が触れるくらい混雑している。 密 だな と思いかけて、ふと 東京だな と感じた ということをnoteの初回に書くことに。 一年もたたない数か月前は、この密集具合は日常だった。 自然に互いの体の向きを調節し 顔と顔がつかぬようにそむけ イヤフォンからは音が漏れぬようにし 誤解されぬよう手を下ろさず ぎゅうぎゅうという言葉がぴったりだった 東京の日常。 電車の混雑なんて、ひとつもうれしいはずないことなの