白血病 造血幹細胞移植とCar-t cell therapy①
2020.3.31 白血病と診断
最近すぐに疲れる。元々低血圧で血圧100前後の私は元々立ち上がる時によく目眩がよくあった。食欲もないし、寝ているときには胸に圧迫感を感じてよく目が覚める。2018年10月、日本からオーストラリアに2歳と5歳の男子を連れて移住してから1年5ヶ月、慣れない環境での子育てでストレスが溜まっているのかな?と思っていたが、遂に確証となる症状が現れた。
脚に見覚えのない打身の様な紫のアザがどんどん増えてきた。これはヤバイと思ってとりあえずGoogle先生にきいてみたら、「白血病」という病名がずらずら出てきた😕
これはかなりヤバイと思いGP(日本でいう診療所の家庭医でGeneral Practitionerの略語)で診てもらったら「これは普通じゃないから血液検査しましょう。」と言われ採血だけして帰宅。その時にはもう、子供とサッカー⚽して遊ぶ気力も走るエネルギーも無くなっていた。
金曜日に採血を受けて3日後月曜日の朝、仕事に行ったはずの旦那から電話がかかってきた。そして「一緒にGPに行くから入院の用意してすぐ出かけられるようにして待ってて。」と言い払って電話は切れた😒😒これはヤバイやつだと思ったが、紫斑病かもしれないし、白血病じゃないよ、まさかテレビドラマでもあるまいし😏と心の中で祈りながら入院の用意をし、子供達は義理の妹に預けられるように支度をして靴を履いて旦那の帰りを待っていた。
GPに行くと血液検査の結果を見せられ、白血病の可能性が高いからすぐに血液内科に入院するように言われた。予想はしていたが頭が真っ白🤯、でもすぐに子供達はこの先どうなるの…という想いが込み上げてきて涙が溢れてきた😭😭
とりあえずその日はは義妹さんのJaneに預ける事になり、子供達に「急に入院する事になったから病気治してくるね。」と涙目の笑顔で別れを告げた。子供達は憧れの任天堂をJaneにさせてもらって嬉しそうにしていた(笑)そして子供達を宜しくお願いしますと言って玄関のドアを締めた後、我慢していた涙がまた溢れてきて泣きながら入院先の病院に行った。
その時の血小板の値はわずか19という数値だった。血液凝固する血小板が少ないから脚にアザが出来てきて、入院した時にはおしりに棒で殴られたような大きなアザができていた。
続く。
献血していただいた皆様への感謝。
※先に書き忘れていましたが、2020年に白血病を発症してから今に至るまで、数えきれない程の血液、血小板の輸血を受けて寿命を伸ばしてきました。本当に献血してくださった皆様に感謝しています。私達白血病患者は皆さんの献血がないと命はありません。献血していただいた皆さんの顔も名前もわからずお礼さえもお伝えできませんが、本当にありがとうございますm(_ _;)m。
私は血圧が低いせいで病院で数年医療事務をしている時も1回しか献血できませんでした。今思うともっと献血に関心をもって事前に水を沢山飲むやら歩くなどして血圧を上げておけば良かったと申し訳なく思っていますm(_ _;)m