【中学受験】自分(親)の機嫌は自分で取らないと、ストレスでやられるだけ
夏休みは天王山。はい、もう何度も聞いたよそのセリフ。
焦るのは親ばかり。子はいつもの通りマイペース。
何なら「せっかくの夏休みなのになんで勉強ばっかり・・」とブツブツ言い出す始末。いや、受験したいって言ったのアナタだよね?と喉元まで出かかった言葉をぐっとこらえる(こらえきれず出てしまったことも多数)。
でもいい加減学びました。この温度差を埋めるべく私がプンスカ怒ったところでなーんにも変わらないんですよ。むしろ関係がこじれるだけ。
相変わらず見つからないやる気スイッチを押すために学校見学とか行ってみても、「いいんじゃーん」的なのれんに腕押し反応。この暑いのにわざわざ来たのに・・と汗だくでトボトボと帰路につく。
くそう。どうしたら奴は変わるんだ。。
と思ったけど、違う、と気づいた。
変えようと思うから、変わらないことがストレスになるんだ。
彼が「私の理想の勉強姿勢」になることは、おそらく、この先一生ないであろう。わかっていたのに期待した私がバカだった。あと1年半もそのことで怒り続けても何にもいいことない(長男は小5)。
今気づけた私はすごい(自画自賛)。いや、単なる諦念?
思えば4年の頃と比べたら、少しは学習姿勢もついてきたではないか(ほんの少しだけど)。彼なりに受験に適応してきているのだ。
周りと比べるな。過去の自分と比べて、できるようになったことをほめてあげよう・・・。と仕事で耳タコとなったこの言葉を今こそ使う時だ。
夏休みはただでさえ、子が家にいることでストレスが増える(在宅勤務ゆえ)。学童に行く次男の毎日の弁当&長男の昼食づくりもつらい。
そうだ、自分の機嫌を長男の行動でとろうと思っているからろくなことにならないのだ。自分の機嫌は自分で取るのだ。
まずは弁当。弁当=おかずをたくさん詰めるものという固定観念から解き放たれる時が来た。先日美容院で読んだこの一冊が私の夏を変えた(大げさ)
個人的にのっけ丼革命と呼んでいる。
弁当に白米を敷き詰める。上に焼き肉を乗っける。隙間にブロッコリーを差し込む。以上。これで十分ではないか。なんで何品もおかず作らなきゃいけないんだ。丼もの最高!子どももハッピー!(うちの子は偏食もあり、別におかずを何品も望んでいないことが功奏、Win-Winとはまさにこのこと)
我が家にのっけ丼革命が訪れてからは、私の機嫌が格段に上がった。弁当、超ラク。こんなんだったら毎日作っちゃうよ~!
SNS上の素晴らしい弁当の数々を見ても、私とは別の競争をしている人だ、と割り切れる境地に至った(私はラク競争のレーンにいる走者である)。
次はこのたるんだ体をどうにかしよう、と前回のnoteで書いたジム通いが始まってからは筋肉量測定が楽しみで仕方ない。同じく連日のジム通いで体を引き締めた友人をひそかに目標としてベンチマークし、もはや何を目指しているのかわからないけどただ楽しい、の域を満喫している。
長男は、ママが怒らなくなったことにやや不気味さを感じながらも(これは天変地位か、それとも嵐の前触れか?)、相変わらずの勉強態度でのらりくらり。そうだ。私が怒ろうが怒らまいが、彼は変わらないのだ。だったら怒らない方がよいではないか。
ということで、自分の機嫌は自分で取る、実践中。
皆さま、よい夏を。
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