【中学受験】親の心持、白か黒かではなくグレーを認めることの大切さ
長かった夏休みもようやく終わった!
と喜ぶのもつかの間、平日も結構バタバタしてたわ・・・
というのを思い出す日々。
さて、気になる長男(小5)の成績推移ですが、夏休み終わりの試験で少し回復して2クラスアップ。頑張ったね!(まあ、元のクラスが低いっていうのもあるんだけど^^;)
そして6日後(鬼)の志望校判定サピックスオープン。志望校は今の偏差値でギリギリ受けられそうな、よさげなところを適当に見繕ってみたものの、まあ、合格可能性は平均して30%くらいと言ったところか。
でも、これやっぱ受けてみてよかった。普段、本人にとってはよくわからん偏差値とか、SAPIXのクラスくらいしか目安になるものがなくて「ふーん」みたいな感じだけど、志望校というものに対してどうか、というのが分かりやすく見えるので、本人ようやく「わーヤバイ」という気持ちにはなったよう。ここで、合格可能性80%とかだったらわかりやすく慢心するだろうから、30%でよかった。笑
まあ、とは言え、だからと言って急に勉強やる気になるわけではないのですが(いつものこと)こうやって少しずつ少しずつ「やんなきゃな」的な気持ちになるきっかけに触れ続けていたら、少しずつ本人のやる気も変わってくるんだろうな、と。
ここで親としての反省。過去の自分に言ってあげたいのは、どうしても白か黒か、0か100かみたいに考えがちだったんだけど(要は、勉強めっちゃ頑張るのかそうじゃないのか、みたいな)、そうじゃなくて、黒から徐々に濃いグレー→薄いグレーみたいになっていくものなんだろうな、と。
昔の自分は、やるべきことを一定のモチベーションでしっかりやる、それが勉強であり、そうでない勉強姿勢は全部悪、みたいに見えていて、そうでない長男にアレコレ怒ってばかりいたんだけど、そうではない。0が5になり、7になり、10になり、と、すこーしずつすこーしずつなんだけど、変わってきていて、もちろん、それがある日30だったのが25に戻ったりとかする日もあるんだけど、全体的にみるとすこーしずつ右肩上がりに変わってきているということ。その小さい差分は、本当に目に見えないくらい小さな差分なんだけど、実は大きな一歩であるということ。そこを認めて伴走するしかないんだろうな、と。ある日突然スイッチが入って0が100になるようなものではないということ。そこに気づけただけでも、親としてこの夏の収穫だったと思う。
って子どもの立場に立ってみれば常に「やんのか、やんないのか」みたいに2択を迫られるのもつらいよねー。。それがたまにならまだしも、毎日の勉強なわけで・・・。そんなに毎日高いモチベーション保ってられる人もいると思うけど、そうではない人も大勢いるわけで。私だって毎日仕事100%の力でやってるかと言われたら今日はちょっと力抜いてやらせてくださいみたいな日もあるわけですからね~。そんな当たり前のことに気づけずゴメン。
子育ては親育て。
まだまだ続きます。