これから妊娠出産をする人には夢を見せたい
30週と4日の妊婦、あんこです。
フルで働きつつ、産休目前なので絶賛引き継ぎ中!
さて、今日は私が妊娠9ヶ月目前にして思うことを残しておこうと思う。
妊娠って思ったより生き地獄ではなかった!!!
これに尽きます。w
人って、相手が経験していないことの大変さを語りがちなのかな。
妊娠に限らず、今までの人生でたびたびそういう場面はあった。
「大人は大変だよ、子供が1番楽だよ」
「人生の夏休みを謳歌している大学生には、社会人の大変さは分からないよ」
「毎日大学生に戻りたいなあって思うよ」
「独身が1番楽で自由だよ、結婚は人生の墓場だよ」
「そりゃ夫婦2人なら時間もお金も心にも余裕あるよ。本番は子供ができてからだよ」
「楽しいことをするだけなら夫婦仲は悪くなんかならない。子供ができて苦難を共にすると、夫婦の相性が試される」
「妊婦は本当に生き地獄。しかもこれを味わうのは女性だけ」
…みんなビビらせすぎィー!w
たしかに大変なことがたくさんあるのはわかる。それは事実。
でも、これから経験しようとしている人に大変さだけ語るのはいかがなものかと思う。
そんなの聞いたらやりたくなくなるのが普通。
大変さを語るなら、一緒に楽しさ・やりがいも教えてあげないと。
どんな出来事も紙一重だから両面があるはず。
というわけで、結婚前からわたしの脳内には妊娠=女性だけが大変、という方程式が刷り込まれていた。
だから私は早くに出産はしたくないと思っていたし、今のうちに自由を謳歌しておかなきゃ!と遊びまくった。遊ぶための資金を稼ぐためにもがむしゃらに毎日遅くまで仕事に励んだ。
結果として、この過ごし方も楽しかったから今から振り返ればアリだけど。アリなんだけど、もし妊娠出産の楽しさを伝えてくれる人がいたら、未来は変わっていたかもしれないな、とも思う。
結婚してからも仕事・飲み会のペースも変わらず平常運転できた私。
でも、結婚生活があまりにも充実していて、満たされていて、楽しくて、この人との家族が欲しいなって自然に思うようになった。
だから私の未来予想図では子供は30代のはずだったけど、27で避妊をやめた。
そしたら幸い数回で授かることができて、今に至る。
まぁ27歳での妊娠も一般的には別に早くはない気がするけど、まだまだ先だと思っていた私は、人生設計を大幅に変更した気分。
でも、この時はまだまだ身構えていた。子供が思ったより早くに欲しくなったこともスムーズに授かれたことも予想外だったけど、大変なのはここから!油断してはいけない!頑張るぞ!だって人生の先輩たちは会うたびに大変さを説いてくるし、顔が疲れ切ってるもん!と。
でも、妊婦生活が始まっても、なかなか生き地獄が始まらない。いまはまだ序章で、本格的に大変になるのは来月からなのかな?などと思い続けて8ヶ月。
私は悟った、たぶん大丈夫だ、と。
もちろん、体調は変わるしそのせいで仕事の成果も伸び悩んだりして、すごく楽ちんだったかというとそうではない。
でも、後輩ちゃんたちに大変さばかり説くほどかというと、そうでもない。きっと私はそこまで大変さを醸し出さないと思う。もちろん、詳しく聞かれたら体調の変化や気をつけていたことなどは共有すると思うけど。
自分が進もうとしている方向に、ワクワク感がなかったら私は嫌だなあ。
そういう明るい未来を見せてくれる人が好きだし、私もそうなりたい!
子育て仲間がふえれば、自分も楽しいしね。
・周りは敵じゃなく味方にしようね
・ネガティブな人に引きずり込まれないように
・下にはかっこいい背中をみせよう
って子供にも教えてあげたいなあ。
常に自分の周りにワクワクを忍ばせるために、人との接し方や好きなものの取り入れ方に気をつけつつ過ごそうと思った今日このごろ。