【臨月】最終勤務日。感慨深い。
今日で37週と5日の妊婦、あんこです。
実は3月26日、ついにラスト勤務でした!余韻に浸ってしまってすぐ書けず。w
ほぼ6年お世話になった職場だったから、とても感慨深い。一言では言い表せないこの気持ちを、残しておこうと思う。
まず、新卒で入社したこの会社に、ここまで長く勤められるとは思っていなかった。3年くらい頑張ってみよう、という気持ちで入社したけど、こんなに続くとは!
4月1日からリクルートスーツを着た新入社員らしき人を見かけるようになったけど、みんなどこか不安そうな表情。
そうだよね。就活じゃどんな会社かは100%理解できないし、実際どんな仕事なのか、どんな上司なのか、続けられるのか、結果を出せるか、心配だよね。
でも、大丈夫。なんとかなるよ!やってみないとわかんないよ!と伝えたい。
ちゃんと頑張る気があって、誠実に仕事に向き合っていれば大丈夫。もし、気を病むようなことがあればあなたにはその職場ではなかった、ということで次を検討し始めよう。
もちろん、感情的ではなく何を解決したいのか、今の職場ではなぜダメなのか、をしっかり分析した上でだけどね。
さて、新入社員を見てそんなことを考えていた私ですが。入社する社員もいれば、離れる社員もいるわけで。出会いと別れの季節だけあって、より実感しやすい。
散り行く桜が、私の門出をお祝いしてくれているような。なんともエモい。
会社を離れるから、というよりかは、毎年この時期になると一年目の頃に想いを馳せる。寒くも暑くもなく、くすぐったいような風を浴びて、草や虫が存在感を発揮しはじめる、この独特の春の匂いを感じるたび。
1年目の頃に憧れていた社会人像に近づけているだろうか、と。毎年そんなことを考えているけど、その度に答えはYes。
1年目の頃になりたかった先輩像は、
・役職者になる、その年代の平均年収を越す
・仕事を楽しんでいる
・プライベートも充実させている
って感じかなあ…
これを軸に、2年目でこれくらい、3年目だと…ってぼんやり理想像があったんだけど、毎年なんとかクリアしている。
これって、きっとすごく幸せなこと。
もちろん大変なことはたくさんある。でも、納得する働き方ができているという意味では、とても恵まれていたと思う。
良い(自分に合う)環境だったこと50%、自分の努力50%かな。
まぁ環境は運が良かったとして、後者については言い訳ではなくて解決策を探し続けたことが大きいかな。
入社するまでの私は自分に甘くて、予定通りにいかなくても環境や運のせいにしていた。でも、仕事を始めてからはそうではなくいつも自分にスポットライトをあてて振り返れるようになった。「私が」こうしていればよかった、と。
これはすごく大きな変化で、プライベートでも良い効果をもたらした!
人間関係や休日の充実度、家事など全てにおいてプラスに働いたので本当に良かったなあと思う。
もちろん、まだまだ会社でも上を目指したかったし寂しい気持ちはある。でも、一生のどこかのタイミングで子を持ってみたかった私にとって、赤ちゃんがお腹にきてくれたこのタイミングはベストだったんだと思う。
28歳。人生も出産も子育ても、この先会社に戻ってからもどうなるのかはさっぱりわからない。でも、手放したくない選択肢が多いことをありがたいと思いつつ、出産に備えたいと思う。
世間の人にとってはなんてことない日、3月26日。期末でとても慌ただしい、浸る余裕なんてない、そういう日。でも、私にとっては一区切り、ひとつの時代が終わった、とても大事な日。
こんなご時世だからパーっとお祝いできないけれど、自分で自分を褒めてあげて、ささやかなお祝いとしたい。
いままでお疲れ様。がむしゃらに突き進んだ6年間は、きっとこれからの人生の糧になるよ。
数年後にこの文章を読み返すとき、どんな自分になっているのか楽しみ!
ひとまわり大きくなれていますように。