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【#5】福山雅治『心color 〜a song for the wonderful year〜』(10年・「THE BEST BANG!!」収録)
〇年末を彩る福山雅治の名曲〇
今回紹介するのは、福山雅治の『心color 〜a song for the wonderful year〜』です!!2010年11月に発表されたベストアルバム「THE BEST BANG!!」に収録されています。この曲は東芝・REGZAのコマーシャル及び、自身がメインパーソナリティを務めたニッポン放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」(震災復興の一環として2011年4月に放送)のテーマソングとして起用されました。
発表された当時には、よくテレビで披露されていた印象が強いです!!そのとき私は小学生でしたが、同時期に発表された「fighting pose」とともに聴いていた記憶があります。歌詞の内容はよく分かっていませんでしたが、福山雅治のパフォーマンスがかっこいいなと思っていました笑。
また、この曲は毎年1年が終わる時期に聴きたくなりますよね。「桜ソング」や「クリスマスソング」というジャンルはありますが、「年末ソング」や「年忘れソング」なんてものがあってもいい気がします。ひとつの区切りを迎え、また、来年への期待を胸に生きる人々の心を惹きつける素晴らしい名曲です!!
〇自分だけの色の花を咲かせよう〇
私が歌詞のなかでとくに印象的なところは、絶え間なく揺れ動く人々の感情を色や季節に喩えている部分です。前向きな歌詞にとても勇気をもらえ、今後自分がどんな花を咲かせることができるのか楽しみになってきますよね!!
また、この曲には他人との競争ではなく自分らしく生きることが大切なのだという強いメッセージが込められていると感じます。とくに歌い出しの歌詞が強烈でグッときますね。これは福山雅治だからこそ書ける含蓄深い歌詞だと私は思います。今後、すぐ諦めたくなるようなキツいことがあっても他人と比較するのではなく、その行動が誰かの役に立つのだということを忘れずに行動していきたいです。
〇ゆっくりでいい、継続に意味がある〇
さらに歌詞に「ハードル」という言葉が出てきます。1年の終わりというのはひとつの区切りでありながら毎年繰り返し訪れるものです。去年の自分、今年の自分、来年の自分、、、と毎年成長していけたら嬉しいですよね!!そのときに大切なことは他人と比較した(他人によって決められた)ハードルではなく自ら設定したハードル(過去の目標)を超えられているかどうかです。
他人と比較した高いハードルでなくても良い。綺麗で誇れるようなものでなくても良い。全ては過去の自分が基準なんだということをこの曲は教えてくれます。つまり、亀のようなノロマでも努力を継続して行うことが人生において大切なのでしょう。そう考えてみると家族や友人など、頑張っている身近な人がどんな花を咲かせるのか応援したい気持ちになってきますね。
今回紹介した『心color 〜a song for the wonderful year〜』は年末に聴きたい曲であるというだけではなく、日々の生活に活かせる素晴らしいメッセージを持っていると私は感じます。それでいて、メロディは福山雅治らしいアップテンポで明るい雰囲気です。聴くだけで元気になれるので私にとっては、年末だけ棚から出すのではなく、常に携帯して聴いていたいそんな曲になっています。知らない方はぜひお聴きください!!