Sunday
エンジンを大きくしなさい言われた
意識としての 能動としての
煙なら吐けるけれど
出来ないのかやりたくないのか
無意識の中で 受動との狭間で
横たわってばかりだけれど
レイメイという頼りない事実
朝鳥が放つ戒め
今では思い出せない昨晩
寝言めいた最後の抗いと遠泳
お前は機械か 其処に居るのか
黒くなる度にセロトニンは影となる
寒と暖
Sはたった今 傀儡へ放つ
朧月は恍惚との対峙
現在地が世迷言と知りながら
ハクボという髭と同義の真実
朝鳥よ 君の寝床の方角よ
エンジンを熱しろと自問する
右手を捻れば 能動的な右足があれば
煙とプリズムの交錯を想像しながら
どうでも良いなんてほざいる場合ではない
左手で開錠して 受動的な左足を解放して
起き上がる真意を噛み締めながら
今日が始まる