曖昧な国のあいまいな事件は、曖昧な人々によって~
いまどき、流行らない時世というタブー論
ここ数日、脈略のない話の記事羅列で、読者の方も、さぞ困ったと、同情申し上げます。
ネタ探しの困難さは、等しく皆同じで、「克己復礼」(こっきふくれい。私情や私欲に打ち勝って社会の規範や礼儀にかなった行いをすることG辞書。)「克己復礼」とは、「自己を律し、礼節を守り、上品な行動をすること」を意味する言葉です。自分自身の心身を律し、正しい言動を心がけることが大切です。ChatGPT~。
を日々、模索して自分と世間のスケッチを絵でなく、文字として表現するという高度な変換法は、やはり人間の得意技、なんでしょう。
「篆書」(てんしょ)といっても判らない人が、ほぼ半数以上と思われますが、もともと漢字(漢の国)は古代中国の発明品ですから、その原義は、象形文字、変じて亀甲文字(あきらかに呪術読み)ですから、メソポタミアの楔文字に匹敵し、紀元前の時代からあったと考えられます。
漢字はヘンとツクリで1文字のスタイルになっていて、アルファベットのローマ字型のフォント入力より簡単で、字面の意味もとらえやすいという利点があるます。その反対に、そのことによって「世界一難解な文字」として世界を席捲しました。
だけれども、一旦覚えしてしまうと、こんな便利なものはない、と帰化外人タレントとは、理解するでしょう。
いや字の話しでしたね。その篆書ですが、大本が象形文字ですから時代も古い。
■紀元前221年、秦は中国統一を成し遂げた。この際、法治の確立や度量衡の統一の他、文字の統一が行われ、小篆が正式に統一書体として採用された。小篆は始皇帝が李斯に命じて籀文(もしくは大篆)を簡略化したもの、あるいは李斯の進言により当時の秦で行われていた籀文由来の文字を採用したものともいわれる。ウイキペディア
という話しで、その本家中国もいま使っていないという漢字ですから、まったく生きた化石、ガラパゴス、そのものです。
で、篆書の篆刻文字は、実印に彫られた超難解文字として、長い間、日本国を支配していましたが、「河野大臣」物議の「そんなもんやめちまえ」という恫喝で、判子行政は終焉することとなりました。
旧きを訪ねても、すぐ忘れてしまう社会と、偏差値(高校生数学国際コンテスト開催)の差
今日のテーマは、NHKドラマ「シリーズ 未解決事件」のアーカイブ番組を
みた、その感想と、それを深追いしていくと「日本の戦争」について語らないと終わらない、ということで、まず序章として、ここに書いてみました。
冒頭の「いまどき流行らない時世タブー」話題と書いておいて、おそらく敬遠されるであろう、という予想を基に、進めるという話しです。
数日前にも書きましたが、昨今メディアの傾向として、やらない、書かないジャンルとして「ノンフェクション」があって、裏を返せば編集者のサラリーマン化で、リスクを負わない、自己制御型の文筆層があって、社会的にも、大組織大企業内の軋轢に屈しきれない人気編集者エディター達の「離反離職」が話題で、また、それを縷々綴るというSNS世相の表出化が顕著なようです。
まあ人気者といっても、「人様のカマの飯」余剰分ですから、出てしまえばただの人、は否めませんし、だからといって非難するのも間違いです。
そんな間隙をついて、忍び足で割り込むのが私のような、フリーランス(ド素人無銭)であって、その、話題にならない、誰も読まない、篆刻のような(そんなもん止めちまえ)と、云われそうな題材を廃棄処分「夢の島」(かつての足元にあった幕張、お台場、豊洲)から沸き出るような「メタンガス」を集積して、ボンベに詰め込んで、一定のレベルに達したら点火してやろうという目論見を虎視眈々と狙っているわけです。
だから、どうしたらnote内の PV数が稼げるかとか、スキの点数をあげには何か必要かとか、小説の書き方テキスト、初めの序章は「起承転結」に沿ってとか、あんまり気にすることもなく、いきなり本番挿入みたいな、先日の「米原万里」の無骨なオンナ作家と会いたいな、なんて思ったりします。
後で知りましたが、先日の坂本氏に対する異性人気度は、並みはずれていて、そのオンナ遍歴にいてゴシップもいろいろ書かれてありましたが、一番の好印象は実娘に「溺愛」されていたという文脈に嫉妬したものです。
その「性」についてですが、昨日の折口信夫(しのぶ)のことですが、その当時で、男色ホモであることは有名だったそうです。
そのことは同友の柳田国男から、事ある度に忠告されていたことが記述にあります。と云っても、云われて治るものでもないし、また男色だから、いいものが書ける、また書けない、という判定は出来ないし、かの「三島由紀夫」がそうだった、という風聞もありますが、だからそれが作品と何が関係するかという話しは凡人では分析できないでしょう。
その折口作品の一説、「江戸歌舞妓に、若衆形の活躍してゐることは、今の人にとつては意想の外である。これを、売笑(売春)の影響とばかり見ることは出来ない。(小児性愛者)歌舞妓の原型には、太夫タイフなる女と立役タチヤクと猿若との対立が、単位になつて居た様である。」という記述があって、「こんなふうに江戸時代では普通にあったんだ」、という弁護解釈のような文言があって、妙に納得したものです。
また、古来より「虚勢」としての性手術があって、性を消す、または性ホルモンを制御するという方法は、古代官吏世界ではあったようです。
■去勢とは人間の男女、または動物の雄雌の生殖に必要な部位を切除し、種として生殖不能な状態とすることをいう。 ウィキペディア
そんなことを考慮すると、案外、そのことはマイノリティーの分野として取り上げることもないようですが、現実的には今のLGBTのように、世界課題として無視できない問題のようです。(私の恣意主観論より)
NHKスペシャル「シリーズ 未解決事件」の第9弾。今回は「帝銀事件」
日本がGHQの占領下にあった1948年に、帝国銀行・椎名町支店で行員ら12人が毒殺された「帝銀事件」。犯人は逮捕されたものの、いまだ多くの謎が残されており“戦後最大のミステリー”とも言われています。
真実がねじ伏せられたのではないか──。警察の捜査を疑問視した清張は、真実を暴こうと取材を重ねるうちに、事件を覆う巨大な“闇”へと分け入っていきました。第1部では、清張の事件との闘いをドラマ化。これまで描かれなかった実像と事件の謎に迫ります。清張役の大沢たかおさんと、演出の梶原登城ディレクターに役への思いや物語の見どころを聞きました。
1957年、作家として勢いに乗っていた松本清張は、作品の題材として「帝銀事件」に着目。逮捕された画家・平沢貞通(榎木孝明)のほかに真犯人がいるのではないかと疑念を抱く。文藝春秋の編集長・田川博一(要潤)と独自取材に乗り出した清張は、ある事実を突き止めノンフィクションを執筆しようとするが、巨大な「壁」が立ちはだかり……。
松本清張 役・大沢たかお インタビュー
「事件の謎を清張先生自身の視点で解き明かしていく描き方が実に斬新だなと」
父が松本清張先生のファンで、僕自身も作品を読んだり原作ドラマを見たりする機会が多かったので、いつか作品に出演する機会があればと思っていたんです。でも、まさか清張先生ご本人を演じさせていただけるとは思ってもみなかったので、最初にお話をいただいたときは驚きました。外見は似ていないし、ましてや清張先生を描く初の映像作品。果たして自分に役が務まるのだろうかと思いながら企画書を読んだのですが、企画のすばらしさに思わず胸が熱くなりました。
帝銀事件については、父から話を聞いたことがあったのでおおよその概要は知っていたものの、詳しい背景までは知りませんでした。清張先生がどんな“闇”を暴こうとしていたのか知りたいという思いも湧きましたし、その謎を清張先生自身の視点で解き明かしていく描き方が実に斬新だなと。これはぜひ挑戦したいと思い、参加させていただいたんです。
若き日の清張をほうふつとさせる大沢さんのビジュアルにも注目。「美術をはじめ、ヘアメイク、衣装、メガネなどの小物にいたるまで、スタッフの皆さんのなみなみならぬこだわりと作品へ熱量を感じて、ありがたかったですね。初めて映像を見たとき、自分だと思わなかったくらいです」と大沢さん。
清張が真実を追い続けた原動力とは? 自問自答しながら演じた日々
清張先生の作品は、罪を犯した人間の善悪よりも、そこに至った背景やその人物の生きざまがきめ細やかに描かれている印象が強く、きっとご自身も人間愛にあふれた人だったんだろうなと想像していました。ただ、実際はどんな方だったのか分からないところからスタートしたので、事前に史料を調べたりお話を伺ったりしてから現場に入りましたが、撮影しながら知ることのほうが多かったですね。
清張先生は、帝銀事件のほかにもGHQの占領下で起きた数々の未解決事件を徹底的に取材して執筆されましたが、その熱量が尋常ではないんです。“闇”の正体に近づきかけては何度も行く手を阻まれながら、絶対に書くことを諦めなかった。その原動力は何だったのか? 何に対してそこまで怒っていたのか? 僕がいちばん知りたかったのはそこで。いつも答えを探しながら演じていたので、撮影が終わるとぐったりするくらいエネルギーを使いました。 記事引用
voice.korg ps://soundcloud.com/chairhouse b.b. korg
以下は、「日本陸軍731事件」について
資料検索、精査中 有料については事項で完結しますので、ここはスルーしてください。
※これを続編とします~
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