「IT」後進国 ニッポンの姿.1
今朝も朝からまた、雨ですね。ゆうつです、なにもかも。書くのが億劫です。皆さんも同じでしょうか。
ネット記事も配信ニュースも、どれもこれもハッピーなニュースがありません。
昨晩も「ウク〇〇イナ」関連ニュースを見ていて感じたのは、両国の激烈攻防とその戦略と兵器合戦と、外から調達している兵器の性能とか値段とか、それを詳細に述べていましたが。
もともと徴兵制度のないわが国で、いきなり「戦地パワー分析」詳細を暴露されても、それを理解する国民が、どのくらい、いるのかと訝ってしまいます。
そうしたことも人々の精神状態を憂鬱にさせる一因かと。
そんなことを忘れて、今朝はパソコンの話題です。昨今の流れとして、パソコンより「スマホ」全盛ですから、今更それは新しい話でもありませんが、先日の阿武町「フロッピー」誤送金事件で暴露されたように、一応それは「デジタル」印字ですが、やっぱり古くて、ならばUSBとかSDカードとか、なんとかならないのか、という一抹の不安もないわけではなかった、と思うのは素人で、いまだ中央官庁は「ファックス」オンリーですから、人のこと、云えた義理じやないでしょう。
それでも進まないITインフラ後進国ニッポン
その「生き字引」のような記事を発見したので、前半は、それでまとめてみました。
元NHKアナウンサーがエクセルをいじった話し
ワードだけで逃げ切れそうだ、それは通用しなかった
この世に「エクセル」がなかったらどんなに幸せか、と思う人と思わない人の、統計数を取ってみた?
そんな見出しタイトルを振ってみました。
その問題の著者は、内多 勝康(うちだ・かつやす)国立成育医療研究センター「もみじの家」ハウスマネージャーです。
■1963年生まれ。86年東京大学教育学部卒業、NHKにアナウンサーとして入局。大阪局、東京アナウンス室、名古屋局、仙台局などで勤務。「生活ほっとモーニング」「クローズアップ現代」「首都圏ネットワーク」などのキャスターを務める。在職中の2013年に社会福祉士の資格を取得。16年3月にNHKを退職し、「もみじの家」(http://home-from-home.jp/)ハウスマネージャーに。
著書『53歳の新人NHKアナウンサーだった僕の転職』(新潮社)
その記事の一部を書きながら、紹介してみましょう。
NHKアナウンサーだからといって万能だと、勘違いしている皆さんへの啓蒙でしようか。
ましてや何かと物議の東大教育学部卒ですから掛値なしの秀才、下手すりゃITベンチャー旗手スタートアップして業界先駆兆児として引く手あまた、と皆一様に思う・・・が、現実はまったく違った。
職業柄また世代的にも、デジタル世代と思われますが、実はそうではなかったのです。
世間でよくいう「ダブルスタンダード」とか二律背反だったり、はなはだしい思い違いとか、そんなことでしょう。だから本人の代弁するなら、その昔、NHKアナウンサーだから世間の全部を知っている、ではないと。例えばエクセル、パワポとかね。
で思い出したのが、ネット界隈から完全オミットされた民放アナウンサー長谷川氏の例もあって、プロだからといって安閑とはしていられない。
そんなキャリアを捨てて、異次元職場に飛び込んだという破天荒ぶりを、自身が暴露した記事でした。
普通でしたら「年寄りの冷や水」的、破廉恥なアクションを朴訥に語った文でしたから、民には好感が持てたのでしょう。
また扱った内容が「事務系」必須のエクセル、パワーポイント(パワポ)ですから、同じ悩みを抱いていた事務職の皆さんにも共感したのでしょう。(なにを隠そう私もエクセル音痴でその家計簿も作れないし、おまけに「アドビイラストレター」は死蔵したまま、どこにあるかいまも行方不明、高かったのに)。 以下引用記事
元NHKアナウンサーが福祉分野に転職 突き付けられた厳しい現実
2022年6月4日 15時15分by ライブドアニュース編集部
NHKアナウンサーだった内多勝康さんは、53歳のとき、以前から関心のあった福祉分野に転職した。
「仕事」と「やりがい」のバランスをとるための転職だったが、新天地ではまったく仕事ができず、怒られるばかりの日々。内多さんは「自分自身がこんなに仕事ができないとは思わなかった」と振り返る。『53歳の新人 NHKアナウンサーだった僕の転職』(新潮社)より一部を抜粋して紹介。
■エクセルもパワーポイントも全くできなかった
実は僕は、ほとんどパソコンが使えませんでした。これは、事務を担う者としては致命的で、職場にとっては欠陥品が納入されたようなものでした。決して大げさに言っているのではなく、この件に関しては、僕はまさしくポンコツでした。
かろうじて、ワードはできました。NHKで仕事をしているうちは、ワードで文字が打てればコメントが書けるし、罫線が引ければ番組作りの際の構成表を作ることができます。それで十分、仕事になっていました。
「ワードだけで逃げ切れそうだ」と安心し、油断していました。その結果、僕は、エクセルもパワーポイントも全くできませんでした。それなのに、事務を担うハウスマネージャーになろうだなんて、今になってみればお恥ずかしい限り。滑舌の悪いアナウンサーみたいなもんです。
言い訳をするつもりはありませんが、僕もエクセルをいじったことくらいはありました。
でも、ワードの感覚で入力しようとすると、文字が枠からはみ出したり隠れてしまったり、余計な操作をすると別の枠に飛んでしまったりで、一人で頭にくることもしばしば。「もう、なんなんだ!」とイライラ、イライラします。
短気な僕は早々に三行半を突きつけ、ワードのもとへ戻っていきました。エクセルに軽く浮気したことを悔い改め、ワードと一生を共にすることを固く決意することになったというわけです。いわんや、パワーポイントとは出会うことすらありませんでした。そんな状態の男ですから、役に立つわけがありません。
部分掲載
それと比較したのが下記、ひろゆき氏の学歴不要論の是非、でした。まことにそれは、冒頭記事へのアンチテーゼのような内容でしたが、最大のズレは内多勝康さんが東大卒というキャリアだった、ということです。じゃなんだいその話が嚙み合わないじゃないか、という指摘は正しくて、その正しさというのは、どの世界でも現実は常に自分から背反するという事実でした。
ひろゆき氏の学歴社会