マスターズ決勝ギリギリ50位で予選突破松山英樹
タイガー・ウッズ、悪夢の決勝ラウンド ボギー8つにダブルボギー2つで11オーバー大きく後退【マスターズ3日目】 2024-04-14 06:18
■マスターズ2024 第3日(日本時間13~14日、米・ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC 7555ヤード・パー72)
1オーバーの22位タイからスタートしたタイガー・ウッズ(48、米国)は2バーディ、8ボギー、2ダブルボギーのトータル11オーバー、スコアを10個落として3日目を終えた。
24大会連続で決勝ラウンドに進出したウッズは、1番ホールで名前をアナウンスされるとパトロンから大歓声が上がった。
出だしの3ホールでパーをキープしたウッズだが、4番でボギーを叩く。それでも続く5番で約8mのロングパットをねじ込みバーディを奪い、小さくガッツポーズを見せた。
勢いに乗るかと思われたが、6番ショートホールはセカンドショットが寄らずにボギーにすると、7番パー4でも3打目がバンカーに入るなどミスが続き、ダブルボギー。8番でもティーショットを大きく左に打ち込み、ダブルボギー。さらに9番もボギーと前半だけでスコアを6つ落とした。
後半アーメンコーナーの12番をボギーとしたウッズだが、13番でバーディを取り返すと、パトロンから大きな拍手が起こった。それでも調子は上がらず14番、15番をボギー。16番ショートホールでもグリーンで3パットを要し3連続ボギーで10オーバーまでスコアを下げてしまう。
17番でもティーショットを左に曲げ、これで何と4連続ボギー。スコアを10個落としたウッズ。悪夢とも言える3日目を11オーバーで終えた。
情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN
https://start.jword.jp/news/category/%E7%B7%8F%E5%90%88/detail/166706?g=tbs
【マスターズ】優勝狙う松山英樹が突風、小川ポチャで+4出遅れ 首位と11打差暫定75位 [2024年4月12日7時21分]
<米男子ゴルフツアー:マスターズ>◇第1日◇11日◇ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC(7555ヤード、パー72)
大会が開幕を迎え、3年ぶりの優勝に挑む松山英樹(32=)は1バーディー、5ボギーの4オーバー76で回り、トップと11打差の暫定75位と大きく出遅れた。
雷雨の影響で開始時間が2時間30分遅れて始まった夢の舞台。元世界ランキング1位のジャスティン・トーマス、21年2位のウィル・ザラトリス(ともに米国)と同組で、現地時間午後0時48分に1番からスタートすると、強風と突風に悩まされる1日となった。
【マスターズ】
「(手応えは)あんまりないですね」
一問一答 [2024年4月13日14時49分]
10大会連続でマスターズの予選突破を決めた松山英樹(AP)
ホールアウト後、帽子を脱いであいさつする松山英樹(ロイター)マスターズ第2日、プレーを終えて同組のジャスティン・トーマス(右)と握手する松山英樹(ロイター)
<米男子ゴルフツアー:マスターズ>◇第2日◇12日◇ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC(7555ヤード、パー72)
21年大会覇者の松山英樹(32=LEXUS)が、薄氷の10大会連続の予選通過を決めた。最終18番の痛恨のダブルボギーで通算6オーバーとし、ホールアウト時点では上位50位タイまでの決勝ラウンド進出圏外。しかし、その後の選手のスコアで予選通過ラインが下がり、ギリギリ50位で滑りこんだ。ラウンド後の一問一答は以下の通り。
-風も回ってセカンドの距離感厳しい
「そうですね。はい。難しかったですね」
-18番ティーショットが左、ミスショットは
「わかんないす」
-カットラインを気にしながら緊張感も
「まあ、別に見てなかったです。見たのは17番くらいだったんで、まあ、17番良いパーパットが入ってくれたんで、最後もパーで行けたらなと。ピンポジション的にフェアウエーにおければ思っていたんですけど、残念な結果になりましたね」
-昨日、パッティングに自信が持てないと言ってたが、きょう手応えは
「あんまりないですね」
-この風の中でもパーを重ねたのは
「わかりません。そんなものは。回りの人がどう感じているか分からないけど。
(明日)あればがんばります。
■2024マスターズ決勝ラウンド~私の見聞
松山4オーバー76、トップと11打差の暫定75位、ウッズ、1オーバー大きく後退
という見出しを読んで、殆どの人がそれを絶望的と諦める。ゴルフの場合、初日のストローク数で、殆どきまるといっていい。
後は天と運にひたすら祈って、全ホールバーディとして上り11打差の、逆転チャンスを伺うが、個人ゲーム競技の極みゴルフに、そんなレバたれ仮説は一切あり得ない。
「玉転がし」ゲームで唯一得点法ではなく消去法で、数を競うのはゴルフくらいしかないと思う。
またルールも西洋思考的で、想定されるあらゆる不と可のペナルティーを条文化し、それで間に合わない場合は、競技員の裁定に従うという厳しいものだ。そしてストロークカウントは「マーカー」によって、で記名提出され、アテストによって、それを認証するという形式は、やはりギリシア、ローマ時代よりの就業規則に準じている、と思われた。
どんな試合であっても、そのルールは同じで、最低条件として選手に科せられる。それが一つでも瑕疵が見つかれば失格となり、以後の試合出場にも影響する。
そうした中の激戦ゲームは観るものの意識をハイテンションにされる。それが今年のマスターズであり、松山の期待感もあったが、バックナインの猛追があったとしても、奇跡、というのはこのゴルフに限って、期待しない方がいい。個人的な意見として、コメントした。
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