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【2023.07】ピュアリィ対策カード一覧

■ 応戦するG (オススメ度:★★★)

メモリーカードにチェーンして発動する運用が主になります。墓地除外により、メモリーカードで手札から捨てるカードが除外されたり、そもそもメモリーカード自体が墓地へ貯まらないためX素材にできない等 ピュアリィに対して強烈なメタをほこっており、ピュアリィを対策する上でまず第一候補となるカードです。R-ACE・烙印・キマイラ対策にもなるカードで、昨今の環境で大きくバリューを上げている一枚です。墓地へ送られれば増殖するGをサーチできる点も強力で、一度発動できれば大きくアドバンテージを取れる点も魅力です。ランク4を多用するデッキであればレベル4である点も活かしやすく、様々なデッキに対策カード兼展開札としての活躍が見込めます。競合として同じ墓地メタのアトラクターが挙げられますが、アトラクターはデッキを選ぶため、簡単に影響をスイッチさせられるコチラの方が多くのデッキに採用しやすいのではないでしょうか。ティアラメンツやエクソシスターの台頭で遊戯王にも"墓地メタ"が注目されるようになってきましたが、これからの墓地メタのスタンダードになるこのカードはこの機会に是非とも確保しておきたいところです。

■ エクシーズ・オーバーディレイ (オススメ度:★★★)

速攻魔法であるためスタンバイフェイズにも発動でき、相手のスリーピィメモリーのドローを許さず除去することができます。また、チェーンを一切許さない効果も強力で、神の宣告等の先行サイチェンカードも沈黙します。ただし、X素材となっていたピュアリィモンスターは場に残ってしまうので、ドロールと同じくメインギミックで盤面を返していく必要があります。現環境でこのカードが刺さる対面がほぼピュアリィしかおらず、完全にピュアリィ対策カードではありますが、ノアールをここまで綺麗に処理できるカードは他に無く、後出し対策カードとしては最高峰の性能です。手札誘発モンスターの対策カードと違い、こういった後出し対策カードは三戦を踏まないメリットもあるため、自分のデッキの性質を見極めた上で採択を考えましょう。

■ 次元障壁 (オススメ度:★★★)

深淵の宣告者と同じく「相手に行動を強制させる」系の効果であるためノアールの耐性をすり抜け、デッキバウンス効果の発動を封じることができます。先行時にはノアールもアーゼウスすらも立ちません。確実に1ターン貰える確率が高いカードであり、先行時を見越しての採用は十分検討できるでしょう。またピュアリィだけでなく、ティアラメンツやマナドゥム、魔術師、エクソシスター等このカードが刺さる対面を環境に多く存在しており、それらの対面を想定するだけでも十分採用候補となるカードです。展開系では先行時に三戦の号と一緒に採用し、相手の増殖するGに対してのカウンターとして採用するプランとしても採用しやすいカードです。

■ ディメンション・アトラクター (オススメ度:☆★★)

強力なカードであるのは確かですが、同時にデッキを選ぶカードでその分採用できるデッキも少ないです。そもそもこのカードを採用できるデッキはサイドよりもメインから積んでいることの方が多く、最近だとクシャトリラ・エクソシスター・ふわんだりぃず・ヴァンキッシュソウル等が挙げられます。ピュアリィに対しての影響力は応戦するGと同じです。



■ ドロール&ロックバード (オススメ度:☆★★)

今はほとんど使われていませんが、かつての暗黒界ギミックや架け橋ギミック等メモリーカードの手札消費を軽減するカードの連続サーチサイクルをコレ一枚で止めることができます。結局ノアールは立ってしまうのですが、素材の数が少なかったり、リソースが続かなかったりで、ピュアリィ側の展開を不完全なモノにできます。結局メインギミックで返していくことにはなるのですが、返せる確率が高くなる&返したらほぼ勝ち確となるため、実はかなり有効な手札誘発だったりします。他デッキへはマナドゥム・神碑・魔術師・ふわんだりぃず・閃刀姫 辺りが刺さります。斬機がいた頃の環境とは違い、今期は地味な活躍に留まっていますが、それでも未だに幅広い対面に刺さるカードであるためサイドデッキの有力候補です。ちなみに相手の増殖するG対策にもなるため、このカードが刺さらないデッキ(=サーチやドローを多用しないデッキ)にはメインから積んでみるのもアリかもしれません。

■ 深淵の宣告者 (オススメ度:☆★★)

相手に墓地を送る行為を強制させる効果であるため、ノアールの耐性をすり抜けて除去することができます。ディレイと違ってメインフェイズにしか発動できずスリーピィメモリーの発動を許してしまいます。その他にはチェーンを許してしまう点やライフコストが必要でET/EDで使いにくい等のデメリットがあり、ピュアリィ対策だけ見ればディレイが完全勝利します。しかし、このカードはエクシーズ主体のデッキ以外にも搭載できる汎用性がウリで、超雷龍やミドラーシュ、アライバル、カオスアンヘル等の耐性持ちモンスターを処理することができ、それらのカードを採用するデッキに対して後手から投入を検討できます。また、三戦の号でアクセス可能な通常魔法である点も見逃せず、三戦の号をベースとしたサイドデッキの構築では採用筆頭候補となります。

■ No.41 泥睡魔獣バグースカ (オススメ度:☆★★)

ノアールは「相手の発動したカードの効果」に対して耐性を持っているだけで、このカードの永続効果の前には為す術無く寝込んでしまいます。ランク4を出せるデッキ限定のカードになりますが、それらのデッキでは必須レベルのカードであるため、ついでにピュアリィを対策できるのも賢いですね。

■「壊獣」カード (オススメ度:☆☆★)

使い勝手としては深淵の宣告者とほぼ同じですが、コチラはライフコストが必要なくなった変わりに相手の盤面にモンスターが残る形となります。この状況を利用してバウンス効果を積極的に繰り出していくことも択としてはありますが、ディレイや深淵の宣告者と違ってデッキを選ぶでしょう。一応スモールワールドからアクセスする択としての採用も考えられる点は覚えておきましょう。

■ 幽鬼うさぎ (オススメ度:☆☆★)

主にピュアリィ・ピュアリィリリィ・マイフレンドに対して発動するカードです。ピュアリィモンスターに当てるとX素材となるモンスターが場から離れるためX召喚が不発となります。ストリートの対象耐性をすり抜ける点でも有効な対策札ではありますが、ピュアリィ以外に刺さる対面が少なく、2023.07環境ではあまりオススメできないといったところです。

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