もしもの話〜読書のススメ
おはようございます
晴れの週末…
だけどちょっと暗めなことを。
突然ですが、いじめられた経験はありますか?
私は自己肯定感がほぼナシ、家族にすらオドオドしてたので、絶好のターゲットになりがちでした。
それでも持ち前の負けず嫌いとやることがそれしかないからということで勉強を武器(学年トップクラスになると相手も覚悟するのかターゲットから外れるのが不思議)に何回に渡るイジメもどうにか回避してきました。
その渦中、学校に行っても誰とも話もできずでしたが
救いになったのは本を読むことでした。
休み時間、トイレでお弁当をかきこみ
急いで図書館に行けば、そこは誰にもジャマされることのない、そしてヒソヒソと言うイジワルな話し声もない最高の空間でした。
本の良いところは想像できること
どんな世界観にもページをめくれば入っていけて
あとは自分の想像で進むことができる
皮肉なことに卒業するときは読書賞(いちばん借りた人)になれたりするほどドップリでした。
この本を読むことがあったから
現実の世界で辛くても乗り越えられたと思います。
それに対して今の子どもたち…
スマホを開けば、またそこに別のキラキラした「リア充」という世界を嫌でも目にすることになりますよね…
想像ではなく目の当たりにする現実と同じような
自分の居ない世界
もし当時、スマホがあったら乗り越えられたのか?
読書だけが全てではありませんが
スマホで「目の当たり」にすることでますます逃げ場がなくなってしまうような気がするのです。
学校にもスマホにも自分の居場所がない
そう思ってしまったら絶望感しかないでしょう…
子どものうちは小さな世界で生きてるから
そこしか見えない弱点があります。
どこにも自分の気持ちを切り替えられる場所が見つからないと自暴自棄になってしまうのかなと…
そんな弱さにつけこむ悪いオトナはたくさんいます。
今の時代で自分が学生だったら
あの頃よりも生きづらいでしょう…
イジメるほうは軽いノリでしょうから
逃げて、逃げ切って、自分だけの居場所を見つけて欲しいとふと本を読みながら思ったのでした。
朝から重めの話…すみません。
余談ですがオトナ同士(いわゆるママ友)のイジメの方が壮絶でした(涙)