デジタルで変わったこと。デジタルは私をイラストレーターにしてくれた大切なツール
こんにちは、イラストレーターのヨシサコツバサ(@283__________)です。
今日は #デジタルで変わったこと というお題タグを見つけたので、こちらでnoteを書いてみたいと思います。
デジタルは、いまや私たちの生活には欠かせないツールになりました。
私はイラストレーターの端くれですが、今イラストで生活できているのは間違いなくデジタルのおかげだと思っています。
今回は、2つの観点からイラストレーターとして「デジタルで変わったこと」に関して書いていきたいと思います。
制作における「デジタルで変わったこと」
私はもともと絵画をやっていたこともあり、手描き大好き根っからのアナログ人間だったので、制作において最初からデジタルを活用していたわけではありません。
SNSにはたまに絵を載せていたので、そういった意味ではデジタルを活用する事はありましたが、ほぼほぼアナログ制作(手描き)メインでした。
それまではデジタル制作はやっていなかったわけではないのですが、当時の私にうまく馴染まなかったデジタル制作の絵はアナログ制作の絵に比べてどうしてもクオリティに差が出てしまいました。
最近はデジタル制作から入る方が多く、アナログ制作が苦手な方も多くいるという話をたまに聞きます。私はその逆で、当時のデジタル制作絵のクオリティはまあ・・残念なものでした・・。デジタルで描くたびに出来ることなら手描きで描きたいと何度思ったことか。
イラストを本気で仕事にしたい!と思い立った時期に他のイラストレーターさんの仕事実例を見ると8〜9割ぐらいデジタル制作で描かれたものが多いように感じました。もちろんアナログ制作の方もいらっしゃいました。ただ当時の私の画力と力量でアナログ一本でやっていくのはちょっと厳しそうだな〜と感じたので、今後のためにもデジタル制作を本腰入れて勉強することを決心しました。
デジタル制作は、アナログ制作に比べて修正対応の負担が軽いです。さらに部分的なコピー&ペーストもお手のもの。使いこなせれば仕事も効率よく進めることができますし、仕事の幅も広がります。
手に馴染むまでは苦戦しましたが、次第にアナログ制作と変わらないクオリティまで持っていくことができました。今となっては仕事の絵はほとんどデジタル制作です。マジで頑張って良かった。
なおアナログ制作は仕事絵ではあまり使わなくなったのですが(手描き希望のオーダーイラストは除く)やはり手描きは楽しいので自主制作はアナログとデジタル半々ぐらいにしています。アナログ制作は完全に趣味に近い形になりました。
ここで2018年と2024年のヨシサコツバサのデジタルイラストの推移を見てみましょう。
私の成長速度が早いと感じるか遅いと感じるかは人によって違うかと思いますが、ひとまず我ながらよく頑張ったな・・・と自分を褒めてあげたい。自画自賛ですが。ただもっともっと上手くなりたい気持ちはあるのでさらに頑張ります。
発信における「デジタルで変わったこと」
デジタルで変わったことは制作だけではありません。
私が今イラストを仕事にできているのは、SNSのおかげもかなりあると思っています。
私の絵を見てくれる人がドカンと増えたのはコロナ禍でした。
外にも出にくい、決まっていた展示やスケジュールも延期続き、もうどうしたらいいんだ!!!クソっ!!!と頭を抱えながらも、地元である鹿児島の風景を描き続け、SNSにアップしました。
これが功を成した感じです。
外に出にくい状況だからこそ、風景の絵の数々は地元の方や鹿児島にゆかりのある方を中心に受け入れてもらえるようになりました。
それから数年。
当時ほど絵はドカンと伸びる事はなくなりましたし、人気もそこまで高いわけではありません。
私の絵に飽きてしまったり、離れてしまった人もいるかと思います。絵が伸びてからもうまくいかない事はたくさんありました。
ですが今でもなんだかんだ仕事は頂いていますし絵で生活できています。今はコロナ禍も落ち着いたので、SNSは引き続き交流の場・新規のお客さん獲得の場など仕事や展示のサポートツールとして利用しつつも、なるべく自分の足を使って色々なところに行くようにしています。
デジタルというかSNSの話になってしまいましたが、絵の発信という点においては間違いなくデジタルの恩恵は受けていると思います。
結論・・・・私がイラストレーターを今でも続けられているのはデジタルのおかげであると思っています。
デジタル技術よ、これからもよろしくな。私はお前とうまくこれからも付き合っていくからよ。
今日のBGM
若者のすべて/フジファブリック
8月後半から今ぐらいの時期になると、ラジオでこの曲と「Secret base~君がくれたもの~」がわりと流れるような気がします。もう9月になってしまいましたが鹿児島はまだまだ暑いです。
初めてこの曲を聴いたのは多分高校生の時だったと記憶しているのですが、正直なところ当時はこの曲の良さが分かりませんでした。
大学生になってバンドサークルに入り、先輩たちがやっていたフジファブリックのコピバンを見たのをきっかけにもう一度この曲を改めて聞いたとき、あれ・・・?この曲ってこんないい曲だったっけ・・・?と思ったのでした。30歳を過ぎた今では、この時期にラジオで流れるのを耳にするたびに20代の戻りたいような、でも戻りたくはない時期を思い出して少しセンチメンタルになってしまいます。
もしかしたらある程度歳をとればとるほどこの曲の良さは染み渡るのかもしれない、なんて思いました。
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