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本質と枝葉~学校の先生が車屋のソファでコミュニティづくりの文脈で書いた話~

雑談


今、トヨタカローラのお店で書いています。今年、地元のトヨタカローラさんが新しくなったんですけど、ここの居心地が良すぎて。僕、絶対にオイル交換とか点検とか「自分で安いところを探す」と決めていたんですけど、このお店、Wi-Fi完備で飲み物ももらえるし、ソファふかふかやし、絶対に買わない高級車の運転席に忍び込めるし、すごいんですよ。つまり、僕は「サービス」ではなく、「空間」に魅了された顧客になったわけです。いやーいい仕事してますわ、うちのトヨタカローラさん。

本質と枝葉


以前、Xで本質の話をした時に、いろいろと議論が起こったんですよね。そして僕が所属しているEDUBASEというオンラインサロンの今月のライトニングプレゼンのテーマも「本質」。しかああああし(おいおい急にどうした)、枝葉を本質の二項対立としての対象として出した時に、その枝葉がものすごくいい働きをすることってありませんかっていう話。

授業の話はしません


そんな話をすると、「授業の本質と枝葉の話かよ。どうせICTだろ」というツッコミが入る…(入ってこんやないかい。)という話を置いといて、今回は「コミュニティづくり」という文脈で話を進めていきます。コミュニティづくりの本質と枝葉。さて、何でしょうか。

トヨタカローラで考える


今、僕がまさにいるここトヨタカローラ。言わずと知れた日本の誇る車のディーラーさんです。このお店の本質の仕事は「車を売ること」としましょう。(多分実際はもっと理念とか価値提供とか難しいことがあると思いますが一旦STAY。)ですが、僕は車を買うために来ているわけではありません。そして今日のメインの「点検」もマストではなかったので、別に来なくてもよかったわけです。じゃあ、どうして僕はここにいるのか。それは雑談でも言ったように(おいおい、ここで伏線回収なんて早すぎやろってごめんやん)このトヨタカローラの「場」に魅了されたわけです。「この空間で物書きして過ごす俺、最高にイケてる」という状態です。

イケてる店内

CECで考える


では、今僕がかなりの時間コミットしているCEC(Canva Educators Community)に話を置きかえて考えてみます。CECの本質の活動は「Canvaを広めること」です。が、それだけではおそらくここまで全国的に成功はしていません。これはCanva Executive なんちゃらマネージャーの坂本さんもおっしゃっていましたが、ブランディングをしたからこそ広まっている訳なんですよね。つまり、「枝葉」をつけまくった結果、CECという場所に行きたくなる状態になりつつあるわけなんです。

「オシャレな場所で飲み物片手にパソコン開いてCanvaをみんなで学ぶ場所」

って個人的にはかなりアリだと思っています。

CEC滋賀の枝葉


僕も滋賀県でCECの活動をしているわけなんですが、Canvaを中心に据えてはいますが、枝葉ももちろん拘っています。象徴的なものとしては、会場。この会場選びは徹底しています。選ぶポイントは3つ。
・アクセス
・行きたくなる雰囲気と内装
・子どもが遊べる

なんですよね。これらって正直Canvaとは全く関係ないんですけど、「コミュニティづくり」とか「場づくり」という文脈で考えると結構重要だったりします。結果的にキックオフイベントは満員、11月開催予定のvol.2も申し込みスタートわずか1週間で8割の席が埋まっています。つまり、「本質と枝葉」の二項対立ではなく、両輪を回すことが重要だって話です。

CEC滋賀vol.2の会場

この話汎用性ありませんか


この話って汎用的じゃありませんか?CECに限らず、学校でも教室でも会社でもどこでも結構重要なんじゃないかって個人的には思います。まあ、あくまで「個人的」であり、ド素人が語った話なので全てではないとは思いますが…。でも、最後まで読んでいただき「この話確かにそうだよなあ」って思った方は是非いいね、コメントお願い


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