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広聴特別委員会(8/26)

8月26日、花巻市議会において「広聴特別委員会」が開催されました。

私は、広聴特別委員会の委員として、原則4年間、活動していくこととなりました。

この「広聴特別委員会」、以前は広聴広報特別委員会であったものを、令和4年6月に開かれた市議会定例会において広聴機能の充実を図るため、広聴広報特別委員会から「広聴部門」を独立させ、新たに「広聴特別委員会」を設置することとし、令和4年7月の花巻市議会議員選挙後から活動することになったものです。

「広聴特別委員会」の所管事項は、「議会報告会の開催」をはじめとして、「広く市民が議会に関心を持ってもらう活動」「市民が議会に参画する活動」と思われますが、今回の「広聴特別委員会」では、どのような所管事項にしていくかまでは話し合われず、主として、『議会報告会』の開催の有無について話し合われました。


今回の会議では、

① 今年度「議会報告会」を開催する。

② 開催時期は、「2月」とする。

③ 開催内容は、引き続き検討する。

④ 市議会定例会(3月、6月、9月、12月)時の開催に関わらず、毎月定期的に開催する。

ことが決定しました。


私が話し合いの中で述べた意見(提案)及び考え方については次のとおりです。


① 「議会報告会」は2年ほど新型コロナウイルス感染症拡大により開催されていないが、花巻市議会基本条例第9条で開催することが義務付けられているので、開催しなければならないものである、と意見。

② 「開催時期は10月ではどうか?」という事務局案に対し、各委員から「新人議員が議会の状況をわかってからの方がいい」「参加する市民が減少している状況にあるので、市民がどうやれば参加するのか検討をした方がいい」「スケジュール的に難しいのではないか」との意見があり2月開催の声が大半を占めたのに対し、『10月に開催すべきと思うが、2月にするというのであれば、試行的に市内の団体(例えば花巻市PTA連合会)などとの意見交換会を開催して、議会報告会に多くの市民が参加するためにはどうしたらいいか、市民が議会に関心をもつためにはどうしたらいいか、意見を聞いてみてはどうか』と提案。 

⇒ 試行的な意見交換会開催の提案に対しては、各委員があまり乗り気でないように見受けられたので、こちらから「議会報告会の開催については、議員だけで検討するのではなく、2月開催の前に、市民(もしくは市内の団体)からどうやったら議会報告会に多くの市民が参加するのか、意見を聞く場を設けた方がいいのではないか」旨の提案に変更。


③ 開催内容については、「市民から意見を聞く場を設ける」とともに、今までの様な対面形式ではなく、奥州市等で取り入れている「ワールドカフェ形式」の開催を検討するよう提案。


④ 他委員から「定例的な開催」について提案があり、定例的な開催には賛成。


「広聴特別委員会」における”新人議員”は私だけで、これまでの経緯も知らないのにずけずけと意見を言い過ぎた感もありましたが、今回の「広聴特別委員会」の設置は、市議会での「広聴機能」を強化するための新たな取り組みであり、そうであるならば「議会報告会」もこれまでの取り組みにとらわれず、より市民の意見が市政に反映されるような「新たな取り組み」に着手しなければいけないと思います。

そのためにも、必要なのは「スピード感」であり、今回10月開催が見送られたのは残念でしたが、「広聴特別委員会」は毎月定例で開催するとのことなので、より前向きで活発な会議となり、多くのアイデアがでることを期待します。

そのためには、議会事務局に資料などを準備してもらうばかりではなく、委員自らが他市の先進事例などを調査・研究していかなければなりません。

私も、アドバイスをいただいている大学の先生や、市内外のお知り合いの方から情報収集しながら、より市民の意見を聴取する取り組みを進めていきます。

それが最終的に目指す「市議会からの政策立案」につながっていくと思います。



以上、8月26日に開催された「広聴特別委員会」の報告となりますが、9月2日から花巻市議会9月定例会が開催されます。


私にとって初めての定例会ですが、「一般質問」において質問を予定しておりますし、「決算特別委員会」において数点質問を予定しております。

質問内容及び当日の質疑等について、後日改めて記載したいと思います。

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