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スポーツと、コンサルと、地域づくりと(9/26)

 6月に記事を再開して以来、選挙へ向けての取り組みと、市議会議員になってからはの議員活動の報告を中心に記事を書いてきましたが、それ以外にも様々な取り組み(活動)もしているので、今回はその報告をしたいと思います。

 1.総合型地域スポーツクラブ「Northern Rise」クラブマネジャーとして

 総合型地域スポーツクラブの活動に関しては、これまでもいろいろと報告させていただいたところですが、我がスポーツクラブはただ単に各種スポーツ教室をやっているだけでなく、「スポーツによる社会課題の解決」を目的としています。

 その一つが、障がいのある方もそうでない方も一緒に取り組めるスポーツの推進、-私たちは「インクルーシブ・スポーツ」と呼んでいますが- この取り組みに力を入れています。

 現在、障がい者養育施設への巡回訪問や、パラ・スポーツ「ボッチャ」の普及促進のための事業を行っており、この秋も障がい者の方やその家族の方向けの「ボッチャ」普及事業を行うこととしています。

 そしてもう一つは、部活動の地域移行へ向けた取り組み。

 これは、市議会の一般質問でも質問させていただいた内容であり、これに関連した記事もいくつか書いてきました。

 忘れてた部分もありますが、なかなかいいことが書いてある(笑)。

 恐らく多くの自治体は、例えば、競技ごと、地域ごとに様々な課題がある『部活動地域移行』の受け皿を、手っ取り早く「父母会」や「体育協会」などに任せようとする考えなんだと思いますが、スポーツ庁が考えている部活動の地域移行モデルとは乖離しています。

   そもそも受け皿となる団体が、「仕方なく」とか「行政が決めたから」とかいう理由で部活動を引き受けたとしてもうまくいくはずがありません。

 社会課題を解決しよう!とする意思があり、また、新たなスポーツ人材の育成とセットで行うべきものであり、「スポーツ指導はボランティア」という既存の概念を根こそぎ変えるものでなくてはなりません。 

 そういう意味で、総合型地域スポーツの役割はとても大きいと思うのですが、スポーツ人材の育成という部分で壁にぶち当たってる現状です。

 いわゆる「スポーツ」をビジネスとして捉え、スポーツで稼ぐ人材を増やしていくことが必要で、そのことは国のスポーツ基本計画でも明記されています。

 一方で、花巻市のスポーツ推進計画には、そのことは全く触れられていません。

 こういったこと一つとっても、改善していかなければならないことが山積みなので、市議会議員としてだけではなく総合型地域スポーツクラブのクラブマネジャーとしても、様々な機会を通じてこの課題に取り組んでいきたいと考えています。


2.キャリアコンサルタント「274Labo」代表として

 私は「キャリアコンサルタント」という国家資格を持っているのですが、なかなか民間事業者として「キャリアコンサルタント」で仕事をしていくのが難しい状況にあります。

 そんななか、無謀にも「地方公務員向けのキャリアコンサルタント」として昨年9月から事業を行っています。

 地方公務員の課題については、何回か過去記事でもとりあげています。


 実際は、キャリアコンサルタントの仕事だけでなく、講演活動やホームページの作成、人材サポート事業などを行っているのですが、選挙活動だりなんだりで、こちらの活動は一時ストップしておりましたので、引き続き拡大しながら事業を展開していきたいと考えています。

    

3.一般社団法人結学舎「地域づくり」担当職員として

 私がかつて代表理事だった一般社団法人結学舎では、先に紹介した総合型地域スポーツクラブ「Northern Rise」の運営と、地域コンサルタントとして地域づくり活動の支援を行っています。

 私は、7月に代表理事を辞任しましたが、結学舎の「地域づくり」担当職員として、引き続き市内外の地域団体のサポートを行う予定です。

 地域団体による地域づくりには様々な課題があり、花巻市の地域づくりについては、これも先日の一般質問において質問させていただきましたが、いずれ地域団体の担い手を育成しながら、自分たちの地域が将来どうあるべきか、という課題を真剣に議論していかなければなりません。

 「人口減少」という問題を目の前にすると、行政も地域も「いつか」は「だれか」がやらなければならない課題である、という認識にとどまり、本質的な議論を避けているようにもみえます。

 本当は、私たちの世代を中心に今から取り組まなければならない問題なはずで、地域団体における課題等については、これも過去記事で何回かとりあげています。

 いずれにしても、現在の地域団体のメンバーによる自浄作用には限界があるので、移住者や若者など「異質者」による化学反応に期待するしかありません。

 要は、現組織にその覚悟があるかどうか。

 徐々にではありますが、変わってきたところもあります。

 いろんな地域を回りながら、引き続きサポートさせていただきたいと考えています。


 




 


 



 



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