老いとの向き合い方を考える

2020年、私は本厄だった。
仕事も上手くいかないし、体調は毎日優れないし、体型が一気におばちゃんになった。

最大の厄は当然コロナ騒ぎだけれど、、、。

本当にいいことがひとつもなかった。お祓いに行く気力もなく、2021年後厄を迎えてしまったのだ。

前回の本厄は、手術するほどの疾患が見つかったからまだマシなような気もするが、今回の命に関わることではない小さな不幸が延々と続く感じが非常に不快で、毎日泣いて暮らしていた。

体力がガクッと落ちたし、メンタルはおぼろ豆腐になった。
これが老いというものか、、、と実感させられてしまって、落ち込みまくった。
それは今もなお続いていて、毎日何となく気が晴れない。
私がnoteを始めてみようと思ったのも、この陰鬱な気持ちのぶつけどころが欲かった、、という側面もあったりするのだ。

脱白髪染め宣言

私が、ここ数年悩み続けた問題が、この心理状況により耐え難い苦痛になってしまった。

白髪である。

20代後半から、ちらほら見えてきた白髪は30代を迎えてから増加の一途を辿り、
白髪染めをしなければいけないまでに増えてしまった。

私の父は私くらいの年齢にはもう真っ白だったから、遺伝的にそうなるだろうと思ってはいたけれど、まだ早いのでは?という思いと、とにかく白髪染めって億劫でならない。

そして、昨日ふと思ったのだ。私は何のために白髪を染めるのだろう。と。

気がついたら、白髪 30代 で猛烈に検索していた。

そこには、美しい白髪頭の女性たちの画像や動画があった。
きちんと手入れされて、整えられた白髪は美しいのだ。

その女性たちも、きっとそこに至るまでに苦労されたと思う。悩んで苦しんで、周りからの視線や言葉に耐えていたんだろうと思う。

最近私も他人からの指摘に辟易していた。

そう、私は他人のために白髪を染めていたのだ。何と馬鹿らしい。

口を挟んでくる人たちは、私が白髪を染めるためにかけている時間やお金を保証はしてくれないのに。
はたと目が覚めた。

私は、もう白髪染めを辞める。そう決めた。私は美しい白髪を手に入れる!

老いに逆らわない生き方

誰しも生まれた瞬間から、老いと死に向かってます一直線に走るの。

何かの手段で身体的老いを遅らせることはできても、止めることは不可能なのだ。少なくても、現時点の人間の進化においては。

若く美しく自分を保つことは大事だと思うけれど、それに苦痛が伴うものなら、
そっと手放して、受け入れるのもまた大事なことと思う。

白髪という点で、私は周りの人よりも一足早く老いと向き合う事になったが、
これからどんどん増えて行くのだろう。

正直しんどい。だって若く見られたいし、、、精神年齢が全然追いつかないまま体だけ老けてくなんて、、、嫌だ嫌だ(笑)

でもきっと逆らうよりも、身を任せる方が私のはあっている。
そう思っている。


あー下っ腹引っ込まないかなーーーーーーー(叫)


では、また。

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