大学生のうつ病
大学3年の夏。
自殺をしようとした。
しかし、救急搬送されたため助かってしまった。
いわゆる、自殺未遂。
何故 助かったのか、何故 今生きているのか、
神様は鬼だ、心がないんだ。
つらい思いを続けてたどり着いたゴールを「違う」という。
そう思っていた。
ネグレクト、学費、アルバイト、自由のなさ、教職課程の多忙さ、それに追い打ちをかけるようなことがあった。
この3行で辛さは伝わらないことはわかっている。だが、詳細に書いても仕方が無いのでやめておく。
人生は
大学3年の夏に一度終止符を打った。
自殺未遂後
数日後に意識を取り戻してからスマホを確認。
高校の友達や大学の先生から連絡が来ていた。
複数回の着信。
「気づかなくてごめんね、さよならしないで」
「深夜にごめんね、でも休んでた(授業)から心配になって。生きてるよね?それだけ教えて。」
察してくれていた人がいた。
それでも、心は冷たく、何も刺さらなかった。
1度壊れた心は、
命と同じように修復はできない。
退院後
医師のドクターストップにより、1ヶ月の休学とアルバイトを辞めることになった。
常に多くの負荷がかけられていたことにより、うつ病になっていた。
そうかもしれない、病院に行くほどかもしれない、そう思ってはいた。
行けなかった理由は、家族だった。
病院を嫌い、偏見もある家族。保険の関係上、通院するとバレてしまう。そうなれば、余計に家に居場所がなくなる。
助けてほしいと思った時に、伝える相手がいなかった。苦しかった。話を聞いてもらう、「つらかったね」「よく頑張ってきたね」そう言ってもらえるだけで、心は救われたはずだった。
ただ、もう遅い。
今更言われても、世間体だからとしか思えない(実際そう)。
意識混濁の中、搬送先の病院で警察に対し、親が弁明していたことを覚えている。
2度、心が壊れた。
その家族も、自殺未遂をされた後に通院を拒否するわけにもいかず、空気感は最悪だったが言葉で止めることはなかった。
そのため、退院後は週2で通院することとなった。
つづく