前に大聖戦っていうワード出したので出だしだけでも書いてみる。
戦場には2つの大きな陣営が向き合っていた。片方は皇帝。もう片方は奇跡。そして、その両陣営の真ん中にたった1人、ただ、街を護るために駆り出された英雄が現れた。
「なんだ、あいつぁ?たった1人で聖戦に来るなんてバカじゃねぇか?」
「我っち達に1人で勝つなんて不可能だろ…いや、あいつ、知ってるぞ」
レッドヴェルベッドの汗が滲む。瞳孔も開いている。あの茶髪、尖った耳、何よりあの顔の傷を忘れるハズがない。それは、ヒトを代表して現れた勇者はキルマーだった。
「始めよう、聖戦と俺の戦争を」全ステータス上昇。全てカンスト+++した。存在しているだけで周りを威圧することが出来た。他の陣営についたヒト達の量が多かったのだ。キルマーからすれば自分以外の敵は合計2000万以上にもなる。皇帝は最強と称されているなら、キルマーは『無敵』だ。彼に敵はいない。
「だけど、街の方に戦力持ってったら流石に意識が散らされるよね。ボクも昔は勇者だったからね」
1部の兵を街の方に送るとその兵たちは弾かれてしまった。
「貴族の結界魔法だ。愚民ども勝手に入ることは許さん。」(結界光魔法聖域)
「闇魔法も忘れるなよ、少年。結界闇魔法闇古龍の威圧。ヘプタ!あの奇跡の獣人を狙え!!」
「あいよっ!『Jackpot』指定は全ステータスカンスト!!『777』(大当たり)!」
「!?動けっ…な…ぃ」
固有魔力により全ステータスを当てられたため停止率100%xステータス数10000
以上。いつかの戦いの始まりなのでした。