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それでも花は咲くのだから。(2020/03/28の日記)

引っ越しを手伝ってくれた家族が帰って、たった一人になってしまった。

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なんとか部屋が片付いたので、この部屋でしばらくは生きていく。


世界を掌握したい。

新しい街は今まで暮らしていた彦根市と違って、本当に都会だ。

家の周りになんでもある。少し前に行っていた沖之永良部島とは大局的だ。物質的な豊かさは多分にある。

家から半径500メートルの中に、前暮らしていた街のほぼすべての機能がある気がする。暮らしていく分には非常に便利だろう。

この環境が僕にとっていいのか悪いのかは時間をおいてみないとわからないと思う。そういった意味では、これからの生活が楽しみだ。


ただ、自分でも驚いたことがある。この環境の変化に、かなりストレスに感じてしまっているのだ。

道がわからないから、何度も地図を見なければならないし、彦根では何のストレス無く歩けて距離も長く感じてしまう。

スーパーに夕飯の買い出しに行っても、どこに何があるか皆目検討つかないし、近くのスーパーに買い出しに行って、別のスーパーに寄ったら、そちらのスーパーの方が安くて愕然とした。

この周りが未知だらけの状況、かなり精神的に負荷がかかっているのがわかる。都市部なので密集していることで近所の情報量が多いせいもあるだろう。選択肢が多いからこそ、未知に対する不快感が増える。

これが観光なら別になんとも思わないのだろうけれども、暮らしていくことを意識すると認識が変わる。

なるべく早く、この環境に適応できるように努力していこう。

まずは半径500メートルの世界を掌握することだ。


それでも花は咲くのだから。

例のアレの影響が日に日に強まっている。

特に現在流行が広がりつつある日本の中央に近づいてきたせいで、それを実感することが増えた。

4月1日から、あんな場所で働くのか…?

正直、恐ろしくなってきたのだけれども、内定を取り消されたりせず入社が延期されたりせずに、ちゃんと仕事があって給料が入ってくる保証があるだけでもありがたいと思うことにする。


まあ、今後の動向次第では、どうなるかわからないが。

どうにも終息する気がしないので数週間から1ヶ月後くらいの未来に対して、ある程度覚悟をしていたほうがいいかもしれない。

こんな状況が一生続くわけではない(と信じている)ので、がんばっていこう。

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世界がどうなったって、それでも花は咲くのだから。





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まるこす
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