#10【Cambodia🇰🇭 教育ボランティア2020/3/11〜17】

お久しぶりの更新です。

２、3月に海外を駆け回って、4〜7月は未曾有のコロナ禍の影響もあり、鹿児島での日々を過ごしています。友人からの誘いもあり、最近はYouTubeも始めました。何事も挑戦。誘ってくれた2人には本当に感謝。そこでカンボジアでの経験も動画にしてみようと思い、4ヶ月前ではありますが、noteに当時感じたことを書き出してみます。

まず、大学3年時の私は変に焦っていました。何かしなければ、変わらなければと思い、兎に角行動しようと気持ちが前のめりしていました。

そこで見つけたのが、海外ボランティアでした。

そのボランティアの内容は、カンボジアの村を訪れ、子供たちに日本語と英語を教えるというボランティアであった。高校教員（理科）を目指し、教育に関わりたいと考えていた私は、行くことを決めた。なにより、社会人になる前に少しでも世界のことを知り、自分の経験を言葉で伝えられる教員になりたいと考えていました。教員になった際に子どもたちに何も伝えられないのは嫌だったので。1人でも良かったが、友人にも声をかけてみた。即答で、行くって言ってくれました。（笑）感謝。

今回、1週間のカンボジアでの日々で感じたことを、3つの焦点に絞って振り返ります。

①幸せはお金では買えない

この 幸せはお金では買えない という言葉は、よく聞く言葉です。ですが、これ程身をもって実感出来たことはありません。

村の子供たちは、心から楽しんで授業を受け、学び、また、休み時間になれば一斉に教室から飛び出しサッカー、長縄、おいかけっこ と元気いっぱいに遊びまわっていました。そして、異国の言語も違う私たちの手を引っ張り、ほほ笑んでくれた。

日頃、私たちは生きていく上で、学校、仕事、人間関係など様々な悩みの中生きている。だが、この村で暮らすと幸せに生きていける気がした。こういう幸せがあるということに気づいた瞬間だった。幸せは人との関わりの中で醸成されることを学んだ。

②自分の境遇がいかに恵まれているのかを実感

私は大学4年生で、研究や院試、資格試験の勉強、読書等は、WiFi完備の研究室や図書館で行っている。分からないことがあればPC、スマホでググる。
暑ければ冷房を付け、お腹が空いたらお菓子を食べる。そういった完全に整った学習環境がある。

この村では、教室は屋外(屋内もあるが)、もちろん、冷房はない。なにより、使用している筆記用具、ノートは全部、寄付された日本人の使いかけだ。教材は、ボロボロなものを使い込んでいる。

私の環境がどれほど恵まれているのか

私1人の力では、この問題を解決するのは難しい。そして、学生である私がこの子供たちのために出来ることは限られている。

今、自分が出来ることそれは、今の恵まれた環境に心から感謝し、全力で勉強することだ。そして、自分なりのカンボジアへの貢献の形を模索していこうと思う。今の環境は決して当たり前ではない。

③SDGsの重要性を肌で感じられた

今回、カンボジアでの1番の収穫だと私は思っています。ボランティア中は朝ミーティングを行うのですが、その中でSDGsという言葉を知りました。持続可能な開発目標SDGs(sustainable development goals)は、国連サミットで採択された2030年までに国連加盟国が達成を目指す目標です。

これらの目標は、開発途上国であろうと先進国であろうと目指すべき目標だ。この村にもSDGsの目指すべき目標に当てはまる部分が多くあった。

4.質の高い教育をみんなに
6.安全な水とトイレを世界中に
10.人や国の不平等を無くそう
16.平和と公正を全ての人に

特にこれらは当てはまるように感じた。教育環境は整っていない。
お風呂は井戸水。日本と比較した時の不平等さ。

2030年までにこれらが解消されるかといったら、厳しいとは思う。
だが、やるしかない。他人事ではない。

このSDGsの17つの目標は、常に頭に入れている。
忘れないようにパソコンのデスクトップの背景にしている。

あと、10年でどれだけ貢献出来るか。
一人一人の意識が変わることを願っている。

海外ボランティア　感じたことは多かった。
子供たちの将来のためにも教育体制、村のインフラ整備を行う必要がある。

子供たちの笑顔は、

**守るべき地球の財産だ。 **

自分が出来ることとして、まずはこれらの事を意識していこうと思う。
・服、靴は新しいものを極力買わず、使えるまで使う→リサイクル/リユース
・SDGsを意識した行動(全ての人に平等に接す る、エコを意識)
・何事も他人事と考えず、自分の事と考えて行 動する

最後に、このボランティアで出会った皆さんありがとうございました。様々な考え方、価値観に刺激を受けました。皆でパプリカ踊ったのはいい思い出です！また、どこかで会えることを願っています。