家族と東京観光①|母vs改札
明日は午前にやることを終わらせないとな。そう意気込んで眠りについたものの、1週間の疲れが溜まっていたのか、想定よりも寝てしまい釈然としない気持ちになった。
急いで洗濯と掃除を済ませ、羽田空港第一ターミナルに向かった。そう、今日は鹿児島から母と姉が東京に来る。姉は全国津々浦々出かけるようなフッ軽だが、母に関しては東京はなんと18年ぶり。
「あんたが東京にいるうちに行かないとね〜」と、重い腰をあげて遥々に来てくれたので、3日間おもてなしをしようと、2ヶ月前から3連休の予定を空けておいた。母が東京にいるのは、いい意味ですごく違和感がある。私は職場のアイカタによく「せっかちすぎるよ諒一君〜〜!(ハイテンション)」と言われるのだが、そんな比にならないほど母はせっかちである。特に歩く速度は母と同世代の方と比較したら群を抜いているだろう。
「久しぶり〜〜」と、北ウイング5で無事合流した。早速宿泊するホテルに向かおうかと。京急線に向かい品川駅にいこうか〜と乗り込む前に、母がソワソワしている。何をもじもじしてるんやと思っていたら、モバイルSuicaで改札を潜った経験がなく、進めるか不安がっているようだった。「大丈夫」そう言い、母のiPhoneのエクスプレスモードに設定し、これでいけると。さあ、いざ改札へ。
姉:ピッ。
私:ピッ。
母:ピンポン。(エラー音)
刹那的に振り返ると、母が改札に挟まれていた。うまくタッチできず改札をくぐれなかったようだ。狼狽している母のもとへ行き、改めて私が母のスマホをうまくタッチして「走れ!!!!!!!!!!!!!!!!」と、なんとかうまく改札をくぐれた。難しいね、と苦笑いしている母。「初めてだったからね、次は大丈夫だね」といい、いざ2回目の改札へ。
姉:ピッ。
私:ピッ。
母:ピンポン。(エラー音)
今度は、うまくタッチできていたはずだ。ただタッチしてからの改札を潜る速度が遅すぎたのか..また母が改札に挟まれた。先ほど同様の改札に戻り、私が母のスマホをうまくタッチして母を改札の奥にだす。どうも母は改札が苦手のようだ。それ以降改札を潜る際は、母がタッチした後に「いけ!!!!」と後ろから声を張り上げ、押し出して今日を乗り越えた。
(計3回挟まれていました)お茶目な母、明日は今日よりも上手く改札をくぐれますように。
1日目は浅草と押上で“THE東京”観光をして終了。残り2日間も楽しんでもらえるとよいな。