もし、ジブリ映画『魔女の宅急便』を子どもから見たら
こんにちは☺
いつも子どものみかたブログをお読みいただき、ありがとうございます!
今回は、ジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』について、考えてみたいと思います!
しかし、1989年制作って、、
もう30年以上前。
凄っ!!
元々は角野さんの児童文学ということになっていますが、宮崎さんって割と原作は原作としてって感じになることが多いですよね苦笑
原作の設定や状況に興味があるみたいで、その内容やねらいは、宮崎さんオリジナルになることがよくあるようです。
それは原作をリスペクトしていないというよりも『同じじゃ意味がない。原作は原作として価値があり、それとは違うものを伝えることで、また新たな意味を持たせることが出来る』って考えているのかな?
それでよく原作者とぶつかることがあるんだろうけども。。
そこでPの鈴木さんが間を取り持つみたいな笑
映像は黒猫も出てきたり、キキのキャラもかわいいし、子ども向けなんだけれど、ストーリー自体は、割と小学生でも高学年以上くらいじゃないと、よくわからないかも?!ですね。
ざっくりというと、田舎に住んで、平和に過ごしていた一人の女の子が、厳しい都会に出て、大人として自立していくという話って感じかな?!
私が特に好きなシーンは、魔女として旅立つ直前の日。
お父さんに甘えて抱えられて高い高いされるところ。
本当は人に抱えられ、持ち上げられる必要はなくなるのにね。
魔女なんだから。
そんな様子だったキキが、都会で過ごすうちに、精神的に少しずつ自立していく姿が見られるようになります。
あとでふと思ったのですが、キキがジジの言葉がわからなくなる理由って、本音と建前が融合したからなのでしょうか?!
私の個人的な考察ですが、人を頼ったり、気を遣う必要がなくなる程度に成長をし、自己知覚もある程度は済み、1人の人間として、本音で生きるようになって、ありのままの自然な自分の姿で生きていくことが出来るようになったという。
本音を内言化して『~だ、でも~だ』と気持ちの調整が出来るようになるのは、だいたい5歳頃と言われていますが、それまでは、子どもは本音が言葉で駄々洩れになることがあります☺
キキは、ずっと田舎暮らしで、優しい両親のもとで育ったせいか、甘えが強く残っていたのかもしれません。
そして自我がより明確になって、自分の魔女としての役割に気付き、自信が持て、自立していったっていう。
周りの人から見たら、まだ未熟で根拠の薄い自信なんだけど笑
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うーん、さすが宮崎さん。
とても素敵ないい映画。
今でもものすごく子どもたちに見せたい映画って思いました☺
最期までもし、ジブリ映画『魔女の宅急便』を子どもから見たらをお読みいただき、誠にありがとうございました!
もし、共感して頂けるところがございましたら、スキ!をどうぞよろしくお願いいたします!